商品コード:1385-042[PHILIPS] イタリアQt. / ヴェーベルン:室内楽曲集/弦緩徐楽章(1905), 弦楽四重奏曲(1905), 5つの楽章Op.5, 6つのバガテルOp.9, 弦楽四重奏曲Op.28

[ 1385-042 ] Webern, Quartetto Italiano – Sämtliche Werke Für Streichquartett


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商品コード: 1385-042

作品名:ヴェーベルン:室内楽曲集/弦楽四重奏のための緩徐楽章(1905), 弦楽四重奏曲(1905) | 5つの楽章 Op. 5, 弦楽四重奏のための6つのバガテル Op. 9, 弦楽四重奏曲 Op. 28
演奏者:イタリアQt.
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:6500 105
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:B : 軽度の水濡れによる波打ちあり, インポート金シール貼り
キズ情報:
レーベルタイプ:【オランダでのオリジナル】---赤/銀3本線土手, 枠内3時にMade in Holland, グルーヴガード厚手, 独語表記・独語圏流通分, スタンパー/マトリクス:1Y1 Ⓟ1970 670/2Y 2 Ⓟ1970 670 , 1970年頃製造分(オランダ最古)
ジャケット:【オランダでのオリジナル】---表コート厚紙, Sämtliche Werke Für Streichquartett von Webern, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 独語表記・独語圏流通分(オランダ最古)
トピックス:【初入荷の希少タイトル!】---1970年6月18-24日スイス・ラ・トゥドベイルズでのステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1970年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:6500 105(当装丁)にて初リリース, これはオランダでの初年度リリース分オリジナル, 当社初入荷の希少タイトル!イタリアQt.の珍しい現代作品だが非常に聴きやすい!演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:これまでのイタリアQt.の録音の中で最も現代に寄った録音となる。ヴェーベルンの弦楽四重奏のために書かれた作品は全て網羅されている。ラヴェル/ドビュッシーも比較的新しい時代の作品だが、それらより近年の20世紀作品集である。作曲家アントン・ヴェーベルン(1883- 1945)はウィーン生まれ。ウェーベルンとも書かれるがヴェーベルンが正しい。シェーンベルク(1874-1951)やベルク(1885-1935)と並んで新ウィーン楽派の中核メンバーであり、なおかつ20世紀前半の作曲家として最も前衛的な作風を展開した。この為、生前は顧られる機会がほとんどなかったが、戦後の前衛音楽勃興の中で再評価され、世界的に多くの作曲家に影響を与えた。1904年からシェーンベルクに師事して作曲修行を続けた。シェーンベルクより9歳年下である。第一次世界大戦後は、シェーンベルクを輔佐して私的演奏協会を設立。1922年から1934年までウィーン労働者交響楽団の指揮者を務め、BBC交響楽団にも定期的に客演を続けた。盟友ベルクが1935年に急逝すると、遺された《ヴァイオリン協奏曲》のイギリス初演で指揮を執った。1945年に喫煙のためにベランダに出てタバコに火をつけたところを、オーストリア占領軍の米兵により、闇取引の合図と誤解され、その場で射殺された。A面頭の弦楽四重奏のための緩徐楽章を初めて聴いた方はその聴きやすさと新鮮さに驚くことになるだろう。古典的な作品を中心としてきたイタリアQt.はやはり訳の解からない曲集を録音した訳ではなかった。室内楽好きならば、いつかは通る道だろう。それをイタリアQt.で聴けるなら幸運ではないだろうか? 1905年の弦楽四重奏曲は静かに始まる曲で悪くない。無調の「弦楽四重奏のための5つの楽章」は如何にも現代作品風だが、意外なほど愉しめる。「弦楽四重奏のための6つのバガテル 」も同様。最後の弦楽四重奏曲Op.28で技法の極地に至るとされている。Op.28は意外にも短い8分程度の長さである。後になるほど作品の純度は高まり、芸術的な真価を発揮する。ウィーンの世紀末の音楽が極まってゆく過程を音で愉しめる見事なLPといえる。

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