商品コード:1385-060[ASTRÉE] T.コープマン(org) / コルネッツ:オルガン作品集
商品コード: 1385-060
商品詳細:ピーター・コルネッツ(1570-1633)は、フランドル(北ベルギー)生まれの初期バロック時代のフランドルの作曲家、オルガニストであった。Cornetはフランス語圏でコネルとなるがオランダ語圏のフランドルではコルネットではなくコルネッツと発音されるようである。コルネッツの生涯についてはほとんど知られていない。多くの情報は未亡人の手紙から得られている。コルネッツは1612年から1618年にかけて現存する宮廷帳簿に礼拝堂オルガン奏者として記載されている。コルネッツの現存作品は少なく、鍵盤楽器の楽曲のみで構成されている。ファンタジア8曲、クーラント2曲(変奏曲付き)、トッカータ1曲、サルヴェ・レジーナの曲、そしてタントゥム・エルゴの曲が1曲ある程度である。ここではそれら珍しいオルガン曲をチェンバロ奏者でもあるトン・コープマンが演奏している。録音は1981年だがASTRÉE録音だけあり音質は非常に良い。トン・コープマン(1944-)はオランダのオルガン奏者、チェンバロ奏者、指揮者。アムステルダム音楽院でオルガンをシモン・C・ヤンセン、チェンバロをグスタフ・レオンハルトの両氏に師事し、音楽学をアムステルダム大学で学ぶ。オルガン演奏とチェンバロ演奏の奏法で優等(プリ・デクセランス)に輝く。1979年にアムステルダム・バロック管弦楽団を設立し、1992年にはアムステルダム・バロック合唱団を併設。取り分け、バッハの宗教曲やモーツァルトの交響曲の演奏・録音を通じて、オリジナル楽器演奏運動の雄となる。コープマンはバッハのカンタータ全曲録音を2005年に完了した他、バッハのオルガン作品全集の録音を3度目の挑戦で成し遂げた。ソリストや指揮者としての数々の録音によって、数多くの受賞歴を誇っている。ソロ録音の大半がTELEFUNKENとASTRÉEである。音質はあたかも古楽器のような輝かしい音で1950年代に主流だったモダンチェンバロとは基本的に異なる。コープマンはASTRÉEにも多くの録音を残し、TELEFUNKENには録音しなかったレアなフランス系作品を中心に録音。これは中でも特に珍しく初入荷となるピーター・コルネッツのorg作品集。昔は1万円以上付けていた店もあった。
T.コープマンの在庫一覧へ









