商品コード:1384-003[VALOIS] S.ヴェーグ(vn) / バッハ:無伴奏Vnソナタとパルティータ(全6曲)B.1001-1006

[ 1384-003 ] Bach, Sándor Végh – Les Sonates & Partitas Pour Violon Seul


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商品コード: 1384-003

作品名:バッハ:無伴奏Vnソナタとパルティータ(全6曲)/無伴奏Vnのためのソナタ第1番ト短調 B.1001, 無伴奏Vnのためのパルティータ第1番ロ短調 B.1002 | 無伴奏Vnのためのソナタ第2番イ短調 B.1003, 無伴奏Vnのためのパルティータ第2番ニ短調 B.1004 | 無伴奏Vnのためのソナタ第3番ハ長調 B.1005, 無伴奏Vnのためのパルティータ第3番ホ長調 B.1006
演奏者:S.ヴェーグ(vn)
プレス国:フランス, France
レーベル:VALOIS
レコード番号:CMB 14
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records in box
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 軽度のスレあり
キズ情報:第5面6時に2cmの無音スレあり
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---灰青/銀土手, グルーヴガード厚スタンパー/マトリクス:SX 247 6806 018 1Y 3 Ⓟ1970 670/SX 248 6806 018 2Y 1 670---以降省略 , 1974年頃の製造分
ジャケット:【フランスでの第2版】---外周5面青系クロス紙貼箱, リブレット付き, ⓅⒸなし
トピックス:【入荷の少ない希少タイトル!】---1970年11月19日イタリア・リグーリア州・チェルヴォのCatherine教会での(Oratoire Sainte-Catherine, Cervo)チェルヴォ室内楽音楽祭におけるステレオ録音, 録音技師:Georges Kisselhoff, プロデューサー:Michel Bernstein, 編集/カッティングマスター:Georges Kisselhoff, 1971年Harry Halbreich and Disques VALOISによりコピーライト登録・同年VALOIS:CMB 14(紺/銀土手レーベル・ベージュのキャンバス箱入り)にて初リリース, バラではMB 824-6, これは1974年頃製造の灰青/銀土手レーベル第2版盤が1974年頃製造の外周5面青系クロス紙貼箱の第2版箱に入るケースで第2版となる, 近年高騰している録音, 使用楽譜:Nouvelle Édition Bach: VI/1, Bärenreiter Cassel BA 5012(Bärenreiter-Verlag), ドイツではTELEFUNKENから出ている, 当第2版でもかなり希少, このレーベルをオリジナルとしている業者も多いので注意, 近年オリジナル全集箱は15万円を超えるようだ, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1970年イタリア、リグーリアのチェルヴォ室内楽音楽祭におけるステレオ録音。チェルヴォはフランスとの国境に近い人口1000人程度の魚村である。ニース、カンヌに程近い場所。この小さな村のような場所でチェルヴォ音楽祭という室内楽専門の音楽祭があるらしい。詳細は不明だがこの音楽祭は1964年シャンドル・ ヴェーグが発起人となって始まったらしい。アーティストの中にはミケランジェリ、リヒター、ケンプ、フィッシャー、ポリーニ、シフラ、マガロフ、アルゲリッチ、デムス、バドゥラ・スコダ、 シフ 、メニューイン 、アッカルド 、コーガン 、ツィマーマーマン 、ランパルなどが参加。サン・ジョヴァンニ教会で行われる。 国際的にまだまだ有名な音楽祭ではないが大物音楽家が参加する、知る人ぞ知る的な音楽祭かも知れない。場所が場所だけに室内楽に限定している点もあるだろう。この録音はその発起人であるシャンドル ヴェーグ自身の録音でチェルヴォという町の中のCatherine教会で行われた。この10年程で瞬く間に人気が出てオリジナル盤は15万円程度まで値上がりしているらしい。ゆっくりなテンポで入念に練り上げられたこの演奏が感度をもたらさないはずがないといえる演奏。好みの問題を超越して核心に迫る上質な演奏であることに異論のある方はいないだろう。1970年から2000年を超えるまで殆ど話題に上がることも無かった録音である。いいものはいつか必ず日の当たる時が来ると確信できるな内容である。弦の音色も悪くない。美音ではないかも知れないが快い音色である。表現はシゲティの精神性を強く継承したものを感じる。端折らず、楽譜にある全ての音を丁寧に出しているように感じる。それに固辞すると躍動感やアクセントが失われるが ヴェーグに限ってはその点が感じにくい。これまで積み上げてきた経験がものをいうのだろう。大きなうねりこそないがさざ波にも似た感情が押しては引いてゆき、次第に演奏の波に引き込まれる。分析的な聴き方を拒否するかのような平穏な演奏の中に体感できる嵐がやってくる。その嵐は聴いた人にしか訪れない形を持たない心の体感である。人は説明がなくとも演奏に潜む、形無き力を感じることができるようである。この録音の人気が出たのは当然の帰結と言えるだろう。

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