商品コード:1384-008[PHILIPS] ブダペストQt. W.トランプラー(va) / モーツァルト:弦楽五重奏曲(全6曲/完結)

[ 1384-008 ] Mozart, Budapest String Quartet With Walter Trampler – 6 String Quintets


通常価格:¥ 13,200 (税込)

¥ 13,200 (税込)      

商品コード: 1384-008

作品名:モーツァルト:6つの弦楽五重奏曲(全6曲)/Vol.1:弦楽五重奏曲第1番変ロ長調 K.174, 弦楽五重奏曲第2番ハ短調 K.406 | Vol.2:弦楽五重奏曲第3番ハ長調 K.515, 弦楽五重奏曲第4番ト短調 K.516 | Vol.3:弦楽五重奏曲第5番ニ長調 K.593, 弦楽五重奏曲第6番変ホ長調 K.614
演奏者:ブダペストQt. W.トランプラー(va)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:PHILIPS
レコード番号:ABL 3205~
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, バラ3枚セット, 3 single rcords set
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:1枚目B面10時に極小3回出る点, 2枚目B面12時冒頭に微かに数回出るシミ, 極小9回ほど出る点
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---アズキ/銀Minigroove狭内溝×3, ナイフエッジ重量, スタンパー/マトリクス:AA 01339 ▽1L =3 420/AA 01339 ▽2L =1 420---以降省略, 1957年頃製造分(英国での最古)
ジャケット:【英国でのオリジナル】---折返両面コートペラ×3, 1Ⓒなし, ジャケ裏年号:なし(英国での最古)
トピックス:K.174/406:1956年11月19・20日, K.515/516:1957年1月10日, K.593/614:1956年11月24日・12月1・3日/1957年1月10日・全て米国ニューヨーク・30th Street Studio, New York.でのモノラル録音, 1957年頃Columbia Masterworksによりコピーライト登録・同年米COLUMBIA:ML 5191/ML 5192/ML 5193(6eyesレーベル・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, オランダでは1957年PHILIPS:A 01339 L/A 01340 L/A 01341 L(アズキ/銀Minigrooveレーベル・表コートペラ・ジャケット入り)にて初リリース, 英国では1957年頃ABL 3205/ABL 3208/ABL 3212(当装丁)にて初リリース, これは3枚とも英国での初年度リリース分オリジナル, ステレオは存在せず, 全3回の全曲録音中の2回目録音, 初回は1946年12月-1948年1月のLiederkranz Hall, New York.でのSP旧録音で第2Vaはケイティムズ(LP番号不明), 3回目は1965-6年のモノラル/ステレオ録音で第2VaはW.トランプラー(va)・米COLUMBIA:D3S 747, ブダペストQt.の録音当時のメンバーはロイスマン/J.シュナイダー/B.クロイト/M.シュナイダーで第2Vn以外は最後のメンバー

商品詳細:ブダペストQt.のモーツァルトは有名とは言えないが、ベートーヴェンの固定的イメージからすると、期待を裏切るという点で面白い。良い意味で、この五重奏は裏切られる。四重奏よりも五重奏の方がピタリとくるようだ。特にこの英プレスで聴くならば、そのふんわりと穏やかな表情に驚かれるだろう。多くの方が恐れる、あのどぎつい耳に突き刺さる音は殆ど無い。一枚聴いたら、他も欲しくなる方が心配になる。是非お試しあれ。彼らはモーツァルト:弦楽五重奏曲全曲を3回録音している。1941-9年初回SP録音は追加Vaがケイティムズ、1956-7年2回目(当録音)モノラルがトランプラー、1966年3回目モノラル/ステレオ録音が同じくトランプラー。これは2回目モノラル録音。3種あると混同されやすいので注意が必要!今回トランプラーが追加された1956-7年2回目モノラル録音の英プレスが3枚揃ったのでセットで紹介。滅多にない事である。ブダペストQt.も1960年代中期となると個性が薄まり丸くなってしまう。この2回目がよりブダペストQtらしさを愉しめる録音であることは言うまでもない。ブダペストQt.は1917年、ハンガリーの首都ブダペストで結成された。当初のメンバーはブダペスト国立歌劇場管弦楽団の楽員で、全員がハンガリー人であった。しかし1927年ロシア人のヨーゼフ・ロイスマンが第2ヴァイオリンで加入した以降、1950年代には全員がロシア人になってしまう。さらにロイスマンが第1ヴァイオリンに就任すると、従来の第1ヴァイオリン主導型から全てのパートが均等の4人均等タイプへと変わっていく。ブダペストQt.は4人均等型の最初期の団体と言われる。モノラル時代の録音ではまだそれぞれのパートを精緻に、そして厳しく扱うことによって、恣意を許さぬ様式を樹立した頃のスタイルが色濃く残っていたが、1958年から始まったモノラル/ステレオ録音で大きくスタイルが変化したのはその為である。一言でブダペストQt.を語ることはできない。評論家諸氏はこの団体を5つの期に分けているが、それはあまりに専門的すぎるのでここでは初期~中期のスタイルとして紹介したい。ここには時代と大衆に迎合する以前の最終期の古き良き時代のブダペストQt.の姿が詰まっている。彼らが単に硬く厳しさだけの団体ではなかった事が理解されるはず。この録音当時のメンバーはロイスマン/J.シュナイダー/B.クロイト/M.シュナイダーの4人で第2Vn以外は最後のメンバーである。1967年に最後の公演を行って以降活動を停止したままである。チェロのM.シュナイダーの事故や健康上の問題らしい。1967年に事実上解散したと考えられる。

ブダペストQtの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ

  ex-Twitter


 Facebook


 Instagram


official blog