商品コード:1384-023[Concert Hall] C.シューリヒト/ ブラームス:交響曲4番Op.98, 悲劇的序曲Op.81

[ 1384-023 ] Brahms - Orchestre Symphonique De La Radio Bavaroise, Munich, Carl Schuricht ‎– Symphonie No. 4 - Ouverture Tragique


通常価格:¥ 7,700 (税込)

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商品コード: 1384-023

作品名:ブラームス:交響曲4番Op.98--1.Allegro Non Troppo--2.Andante Moderato--3.Allegro Giocoso - Poco Meno Presto-- | --4.Allegro Energico E Passionato - Più Allegro, 演奏会用序曲「悲劇的序曲」Op.81
演奏者:C.シューリヒト指揮バイエルン放送so.
プレス国:フランス, France
レーベル:Concert Hall
レコード番号:SMS 2249
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : Grand Prix de disque Academie Charles Crosの印刷
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---アズキ/銀, 3時にSynchro Stereo, 工場:F(フランス・Pathé Marconi, Chatou), グルーヴガード厚, スタンパー/マトリクス:SMS 2249 A-Ⅰ-21/SMS 2249 A-Ⅱ-21(手書き文字マトリクス), 1963年頃の製造分・3種並存のPathéプレス(フランス・ステレオ最古)
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---折返両面コートペラ, Synchro Stereo, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし(フランス・ステレオ最古), モノラルとはデザインが異なる
トピックス:【ステレオ盤は希少!】---1961年9月ドイツ・ミュンヘンでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, フランスではモノラルがGuilde Internationale Du Disque:M 2249(大半がこの番号のモノラル), ステレオが仏Concert Hal:SMS 2249(老装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分ステレオオリジナル, 1962年?のシャルル・クロ・ディスク賞受賞, モノラルが大半でステレオは希少!, ステレオは1963年に初リリースと思われる当プレスも1963年または近い初期ステレオプレス, ステレオの入荷は極めて少ない, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:近年ではCHS系音源のシューリヒトも手に入りにくくなっている。PATHEから出ているのはパリ音楽院だが、値段は現在相当なものになってしまった。まだこのCHS音源なら、充分に手が届くはず。オケが変わってもシューリヒトのスタイルは一貫していて、颯爽としたテンポで、どんなオケでも自己を貫徹する。そのあたりにこの指揮者の信頼性がある。あまり大袈裟でないスマートな4番に仕上がった。ステレオも存在するが非常にレア!シューリヒトにコンサートホール系録音が多い理由はミュンシュやモントゥーとは理由が異なる。カール・シューリヒト(1880- 1967)はドイツ人だがウィーン・フィルやパリ音楽院o.と相性が良く、多くの名演奏をそれらと残したが、あまりの完全主義に一切の妥協をせずプロデューサーとは常に衝突を繰り返し、しまいには首になってしまったらしい。楽団員からは尊敬されていた。それで1960年から自由が利くConcert Hall Societyのようなレーベルに籍を置くことになったらしい(会社規模は世界最大)。ありていに言えば拾ってもらったといっても過言ではない。Concert Hall だけがシューリヒトが自分らしく録音できる最期の砦となったのである。悪く言えば他に行くところがなかったというのが正直な話だろう。1960年代始め、大物指揮者が居なかったConcert Hall Societyでシューリヒトは思う存分腕を振るい、このマイナーレーベルに素晴らしいカタログを作り上げた。中古市場ではチープレーベル扱いの為、また大量のプレスが世界中にあるため安価である。しかし内容はシューリヒトの意図が完全に反映された演奏となっておリ、オーケストラの質さえ高ければ第一級の名演にも引けを取らない演奏であることは紛れもない事実である。商業第一主義のメジャーレーベルから追放されたシューリヒトだったがConcert Hall Societyという安住の地を見つけて自身の思う演奏ができたことは幸福だったのではあるまいか。一つ惜しむらくは一流のオーケストラを振ることができなくなってしまったことである。その中でもDGGでメジャー録音が多いバイエルン放送so.はConcert Hall Societyが用意できた最上級のオケである。チープレーベルという先入観でこれらを見送っていると、音楽の本質を見失い、最も愚かな行為である周りに迎合するという悪癖を身に付けることになりかねない。レコードの値段は内容と比例していないことをここで申し上げておきたい。ステレオも存在するがモノラル50枚に対し、ステレオ1枚程度の割合でしか存在しない事実を知っていただきたい。ブラームスの交響曲第4番は中でも代表格として君臨する名演であり、1963年ACCディスク大賞受賞盤。ステレオ盤は希少!

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