商品コード:1384-026[GUILDE du DISQUE] I.マルケヴィチ/ モンテ・カルロのディアギレフ/プーランク, ソーゲ, ミヨー, オーリック, サティ
商品コード: 1384-026
商品詳細:セルゲイ・ディアギレフ( 1872-1929)はロシア・バレエ団の創設者として、また芸術プロデューサーとして1900年前後当時の作曲家達に傑作バレエ曲を作らせたことで音楽業界、バレエ業界、社交界で当時の政治家より強力な力を持っていた人物。指揮者マルケヴィチのパトロンで一説には愛人であったとされるが定かではない。2度のバレエ公演をパリで成功させたディアギレフは、借り物ではない、常設のバレエ団バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)を結成した。1929年ディアギレフはマルケヴィチと旅行中、ヴェネチアで病死してしまう。彼の死と共にバレエ団は解散したが、バレエ・リュス復活の計画は模索されていた。ロシア歌劇団を経営していたヴァシリー・ド・バジル大佐と、モンテカルロ歌劇団バレエ芸術監督ルネ・ブルムは1931年に、バレエ・リュス・ド・モンテカルロの結成を発表。翌1932年から公演が始まった。芸術監督にはジョージ・バランシンが任命されたが、まもなくレオニード・マシーンに変えられた。モンテカルロ歌劇場にはバレエ・リュスのオリジナルの衣装、美術の一部が残っており、これらを使用できたことは大きな強みであった。バレエ・リュスはモナコ・モンテカルロの地で復活を遂げたのである。1936年になって二つに分裂し、一部はアメリカに渡り活動を続けた。これは1972年ディアギレフ生誕100周年を記念した2枚組。全5曲は彼の委嘱作品で、マルケヴィチは初演も行った。歴史の証人のようなアルバム!別冊の22ページのリブレットにバレエ・リュスの歴史が多数の写真やイラストとともに詳しく書かれている。このリブレットだけでも学術的に大変価値の高い資料である。バレエ・リュス・ド・モンテカルロの録音は途中からConcert Hallが資本を持っており、Concert Hal系列からのみ発売されている。全5曲全てイーゴリ・マルケヴィチ指揮モンテカルロ歌劇場o.による1972年ステレオ録音。他のレーベルからは出ていない。1954年最初のトリビュート・アルバム(「ディアギレフへのオマージュ」)はCOLUMBIAに存在する。これは2度目のステレオ録音(モンテ・カルロのディアギレフ)。この録音こそがマルケヴィチのコンサート・ホールにおける最大の功績となった。マルケヴィチはモンテカルロ国立歌劇場管弦楽団の音楽監督を1967 - 1972年の間務めており、これがその集大成といえる録音! 1931年には後継団体となるバレエ・リュス・ド・モンテカルロの歴史を音で語った企画録音!
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