商品コード:1384-033p[GUILDE du DISQUE] C.エルフェ(pf)/ バルトーク:Pf協奏曲3番Sz.119, プロコフィエフ:Pf協奏曲3番Op.26
商品コード: 1384-033p
商品詳細:バルトーク:Pf協奏曲3番とプロコフィエフ:Pf協奏曲3番Op.26という挑戦的なピアノ協奏曲。ピアノはクロード・エルフェ。クロード・エルフェ( 1922- 2004)はパリ生まれのピアニスト。ロベール・カサドッシュにピアノを師事した。現代音楽の擁護者としてとりわけ有名な人物だが、HMにはベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集やドビュッシーのピアノ・作品全集等を録音している活動範囲の広い精力的なピアニスト。エコール・ポリテクニークに進学した。戦後にルネ・レイボヴィッツに音楽理論と作曲を師事。1948年にパリでデビューし、1954年から定期的にドメーヌ・ミュジカルの演奏会に出演した。近現代作曲家から数多くの作品を献呈され、その多くを初演している。シュトゥットガルト音楽大学で後進の指導に当たっていた。この人の録音数や実際に指導を受けた学生の話を総合すると、とてつもないエネルギーを持った音楽家らしい。老人になってなお本当に凄い演奏をする人らしい。本人曰く「私にとってベートーヴェンやブーレーズは同じ音楽であるだけです。まじめに練習すれば必ず弾けるようになる」。またベートーヴェン、アルベニス、ドビュッシー、バルトークが最も得意だそうである。現代音楽の世界では超有名人らしい。そのエルフェの近代協奏曲2作はやはり強烈な演奏であった。録音時は50歳頃と思われる。ブルノ・マデルナという指揮者がコンサートホール御用達のモンテカルロ国立歌劇場o.を振る。このオケが随分元気が良い、しかしエルフェはそのオケを打ち負かすかのようなパワーで我が道を突っ走るようなソロを展開。どちらもアバンギャルドな曲だがエルフェのピアノで聴くとこちらも乗ってくるような感じがする。バルトークやプロコフィエフは苦手とするリスナーが多いがこれはお薦め!目から鱗の目覚めが来るかも知れない。プロコフィエフの3番は特に多くのピアニストによって盛んに演奏・録音が行われており、要所要所に情熱的なフレーズが織り込まれスリリング且つ愉しめる作品。エルフェのソロが一層曲の面白味を引き立てる! 珍しい1枚!
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