作品名：デュレ:Pf作品集/四手の為の2つの小品Op.7(全2曲)～Carillons--Neige, 無言歌(ロマンス)Op.21, 3つの前奏曲Op.26(全3曲)～Sombre--Très Lent--Très Animé | 2つの練習曲Op.29(全2曲)～Eaux Courantes--Eaux Dormantes, 夜想曲Op.40, 6つの秋の小品Op.75(全6曲)～ Modéré Très Expressif--Bien Modéré--Expressif Et Concentré-- Allant

レーベルタイプ：【フランスでのオリジナル・タイプ】---灰/黒竪琴浅内溝, 2時にMade in France(ラウンド黒文字), 9時にもMade in France(横黒文字), グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:CAL 1815 LPL 3867 1Y 380 CIDIS/CAL 1815 LPL 3867 2Y 380 CIDIS, 1974年製造分・仏PHILIPSプレス(最古), アズキ/白レーベルも存在する

ジャケット：【フランスでのオリジナル・タイプ】---見開両面コートベロ付き, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし(最古)

トピックス：【入荷3度目の希少盤!】---1973年10月パリでのステレオ録音, 録音技師:Georges Kisselhoff, プロデューサー:Jacques Le Calvé, 1974年Arpègeによりコピーライト登録・同年CALLIOPE:CAL 1815(当装丁)にて初リリース, 入荷3度目の希少盤, CALLIOPEは音質の良さと高企画で知られる人気のフランス・マイナーレーベル!女性ピアニスト、フランソワーズ・プティはあちこちのレーベルに少しずつ録音がある為どれも珍しい盤である, ルイ・デュレ(1888 - 1979)はこれまで殆ど録音されたことのないフランス近代の作曲家, 四手のための2つの小品Op.7のみマドレーヌ・シャキャン(pf)が参加・他は全てフランソワーズ・プティのソロ演奏, 奏奏:★★★★★, 音質:★★★★★, CALLIOPEのプレスは2種以上ありIPG系/MPOプレスが灰/黒竪琴浅レーベルでアズキ/白竪琴レーベルがERATO/PHILIPSプレス(工場:CIDIS.Phonogram, Antony)と大別される, 厳密な順番があるか不明だが一応灰/黒竪琴浅レーベル(工場:Société Française du Son/Moulages et Plastiques de l'Ouest)が初期と考えられる(100%ではない)・何方か片方のみのプレスの場合と2種混在する盤がありプレスの順序付けは難しいのが実情

商品詳細：1950年代からERATO等に僅かの録音がある女性ピアニスト、フランソワーズ・プティの珍しい録音。プティは1925年パリ生まれ。パリ音楽院でJ.ドワイアン、P.パスキエ、O.メシアンに師事、1946年デビュー。仏マイナー作品を好んで録音。フランス生まれの近代作曲家、ルイ・デュレ(1888-1979)の作曲したピアノ曲全てを収めている。一見サティを思わせるような虚無的な所もあるが、静かで瞑想的な曲調が多い。不思議な曲想。ドイツ系には見られない、ニュートラルな気分。プティは録音が少ない為、日本では無名だがフランス・ピアノ界の重鎮的存在である。1950年代からERATO等に録音が僅かながら存在し、Guilde Européenne Du Microsillon、L'Oiseau-Lyre、Calliope、SFP、Iramac、hispavox、 Concert Hallなどに少しずつ録音がある為、全貌が見えてこない異色の女性ピアニスト。そのスタイルは品があり、繊細で美しいタッチのピアノである。フランス音楽を得意とし、知る人ぞ知る名ピアニスト!連弾作品ではマドレーヌ・シャキャンが参加。ルイ・デュレは、1914年からは作曲を始め、フランス6人組の前身とされる「新しい若者のためのグループ」にて活躍する。モーリス・ラヴェルを尊敬していた為、まもなく6人組から離れ独自の道を歩むこととなる。1936年に人民音楽連盟に加入。共産主義の理想と民衆の音楽への愛にあふれる歌曲、合唱曲を数多く作曲。『海の底の春』『カンタータ「長征」』など、ピアノ作品で知られる。

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