商品コード:1383-037[SUPRAPHON] J.フェレンチク/ ベートーヴェン:交響曲2番Op.36, 献堂式Op.124~序曲

[ 1383-037 ] Beethoven, János Ferencsik – Symphony No. 2 In D Major, Die Weihe Des Hauses / Overture


通常価格:¥ 11,000 (税込)

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商品コード: 1383-037

作品名:ベートーヴェン:交響曲2番Op.36--1.Adagio Molto. Allegro Con Brio--2.Larghetto-- | -- 3.Scherzo. Allegro--4.Allegro Molto, 祝典劇「献堂式」のための序曲Op.124(献堂式序曲)
演奏者:J.フェレンチク指揮チェコpo.
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:SUAST 50025
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・ステレオ・オリジナル】---赤/黒ライオン逆内溝, センターホール上にMade in Czechoslovakia, 6時にstereo, フラット重量, スタンパー/マトリクス:VST 53 H C/VST 54 H A, 1962年頃の製造(輸出仕様・ステレオ最古)
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・ステレオ・オリジナル】---折返両面半ツヤペラ, 2時に赤字でSTEREOの印刷(小型金ステレオシール以前), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(輸出仕様ステレオ最古)
トピックス:1961年プラハ・芸術家の家(ルドルフィヌム)・ドヴォルザーク・ホールSUPRAPHONスタジオにてモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1962年頃Supraphon a.s.によりコピーライト登録・同年国内仕様:DV 5767/SV 8027にて初リリース, 輸出仕様:SUA 10367/SUAST 50025(当装丁)にて初リリース→1967年頃ステレオのみSUAST 50367(赤/銀SC)に番号変更された, SUPRAPHONの初回ベートーヴェン交響曲全集は複数の指揮者で行われフェレンチクは全集の2/4番担当, その後フェレンチクは故国ハンガリーに帰国してHUNGAROTONで全曲録音を果たした, これは初年度リリース分旧番号のステレオ・オリジナル, 希少な赤/黒ライオン・フラット盤!, ステレオ・オーディオファイルプレス!演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:チェコSUPRAPHONで最初に単独ベートーヴェン全集を作ったのはP.クレツキだった('60年代中頃)。それ以前は別々の指揮者で一応全曲揃っていた。2・4番を担当したのがハンガリー出身のヤーノシュ・フェレンチク。1960~67年ブダペスト・オペラo.、ハンガリー国立po.等の首席を務めた。チェコ録音は珍しい。2番は1962年の発売。客演で西側へ出なかった為、知名度は低いが外へ出たショルティ以上の実力と信じる。チェコpo.を明るく元気に鳴らし、2番を熱演。SUAST 50025が輸出仕様のステレオ初出番号で、その後SUAST 50367に変更される。フェレンチクが何故SUPRAPHONレーベルに録音したのか不明。ヤーノシュ・フェレンチク(1907 - 1984)はハンガリー・ブダペストに生まれの指揮者。ブダペスト国立音楽院で学び、オルガン演奏と作曲を専攻した。20歳でブダペスト国立歌劇場に入団し、リハーサルコーチを務めた。この役職で1930年から1931年にかけてバイロイト音楽祭に参加した。1952年から1984年までハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を務めた。1957年から1973年までブダペスト歌劇場の音楽監督を務め、1978年から1984年まで同劇場に復帰した。1960年から1967年までブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めた。フェレンチクはHUNGROTONで最初にベートーヴェン:交響曲全集を録音した指揮者である。1958年に1度SUPRAPHONにヘンデルの協奏曲を録音していた。そしてこのベートーヴェン:交響曲2番はSUPRAPHONでの2度目の録音となる。3度目はベートーヴェン:交響曲4番を録音している。1950年代~60年代、東欧圏では相互協力による録音交換が盛んであり、フェレンチクは以前よりチェコ楽壇と交流があり、ターリヒ門下生ネットワークやプラハの春音楽祭出演を通じてチェコ側と強い信頼関係を築いてた。実際戦後は「プラハの春」音楽祭への常連出演者で、チェコ・フィルとの客演も多く、プラハ楽壇との交流は長年続いていた。SUPRAPHONが計画した複数指揮者によるベートーヴェン:交響曲全集の2番担当として、チェコpo.に招かれたというのが録音に至った経緯ではないだろうか? 正式な交響曲全集ではないが、アンチェルが1/5番 、フェレンチクが2/4番、マタチッチが3番、シェイナが6番、ジョルジェスクが7番、H.アーベントロートが9番、メランが1/8番と1960年代前半までに全9曲がチェコ録音で揃っている。これを交響曲全集として扱ったことはないがSUPRAPHONとしてはドヴォルザーク同様に体裁は整えたようである。チェコ人以外がフェレンチク、マタチッチ、ジョルジェスクと3人いて、東欧圏としての作戦だったようである。フェレンチクの2番は1961年でチェコpo.を振り、かなりリラックスしたスケールの大きなゆったりした演奏である。当時のチェコpo.の弦楽の良さが際立つ。誰が振っても水準以上のクオリティが約束されているのはまるでウィーンpo.のようである。マイナーな2番だが、この演奏なら迷わずお勧めできる!

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