商品コード:1383-048[SUPRAPHON] J.フルネ/ ドビュッシー:管弦楽の為の「映像」~第2曲イベリア&第3曲 春のロンド, ファリャ:「三角帽子」第2組曲

[ 1383-048 ] Debussy / Manuel De Falla – Czech Philharmonic Orchestra, Jean Fournet – Iberia / Rondes De Printemps / Le Tricorne


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商品コード: 1383-048

作品名:ドビュッシー:管弦楽のための映像(全3曲)~第2曲 イベリア(全3曲)--1.街の道と田舎の道--2.夜の薫り--3.祭りの日の朝 | ファリャ:「三角帽子」第2組曲(全3曲)--1.近所の人たちの踊り--2.粉屋の踊り--3.終幕の踊り, ドビュッシー:管弦楽のための映像(全3曲)~第3曲 春のロンド(A.カプレ協編)
演奏者:J.フルネ指揮チェコpo.
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:SUAST 50614
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様のステレオ・オリジナル・タイプ】---赤/銀SC逆内溝, グルーヴガード厚手, Ⓟ1966, スタンパー/マトリクス:E 589 B A/E 590 D A, 1968年頃製造分, Manufacturing Date Code:68.2
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様のステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ, 1時に小型金ステレオシール付, ジャケ裏年号なし, ⓅなしⒸ)1965(輸出仕様のステレオ最古), 実際の発売は1966年と思われる
トピックス:【入荷の少ない希少タイトル!】---1965年2月7-10日プラハ・芸術家の家(ルドルフィヌム)SUPRAPHONスタジオにによるモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Miloslav Kulhan, プロデューサー:Eduard Herzog, 1965年頃Supraphon A. Sによりコピーライト登録・同年輸出仕様がSUPRAPHON:SUA 10614にて初リリース, 1966年ステレオ:SUAST 50614(当装丁・1966年プレス)にて初リリース, これは輸出仕様の1968年製造のオリジナル・タイプ盤がオリジナル・ジャケットに入るケース, 同年国内仕様がSUPRAPHON:DV 不明/SV 8287(青/銀渦巻レーベル)にて初リリース, 国内仕様の入荷はない, 毎年のようにプレスを繰り返すSUPRAPHONでは初年度プレスに当たる確率は低い, 1-2年落ち程度はほぼオリジナルとして差し支えない, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:Supraphonは当時からアンチェルのようなチェコ人指揮者は自国作品のイメージアップのために国際的な「チェコ音楽の顔」として温存し、海外作品は国外の西側指揮者で--というSUPRAPHONの確固たる戦略があった。民族音楽=自前の指揮者(アンチェル、ノイマン)で固める。国際的名曲=西側で売れる外国巨匠を招いて権威付けする。この二本立ての大きな方針のもとに、フランス系作品はフランスの指揮者を招聘してチェコのオーケストラを振ってもらい、チェコのオーケストラを国外にアピールすると同時に万遍ない作品のカタログの充実を目指した。実際フランス作品を演奏できる指揮者は国内にはおらず、付け焼刃的な演奏で恥をかくより、本場の指揮者を招くことが得策であり宣伝効果もあった。数人のラテン系指揮者がチェコで録音を行ったが、「ドビュッシー:管弦楽のための映像他」ではジャン・フルネが選ばれた。ジャン・フルネ( 1913 - 2008)はフランス、ルーアン生まれの指揮者。パリ音楽院で指揮およびフルートをフィリップ・ゴベールに師事し、首席で卒業する。1944年にフランス国立放送管弦楽団常任指揮者およびパリ・オペラ=コミック座音楽監督。1945年からエコールノルマル音楽院で指揮法を講じ、ジャン=クロード・アルトマンやジャック・ウトマンらの後進を育てた。初来日ではアンゲルブレシュトの代役でドビュッシーのオペラ『ペレアスとメリザンド』の日本初演を行った。SP期から録音があり、RCA、DECCA、COLUMBIA、Pathéとモノラル期に少量の録音を残したが、1953年からPHILIPSに落ち着き1970年代中期までPHILIPSに多くの録音を残した。中でもフランス系作品を得意としPHILIPSに多くのフランス系作品の初録音を残している。SUPRAPHONへの経緯は1954年に初めて「プラハの春国際音楽祭」に客演した事で実現したようである。フルネのSUPRAPHON録音は1964年発売のドビュッシー:夜想曲集から始まり本作は1965-6年発売の3作目となった。1968年には別のフランクの管弦楽曲集を入れて全4~5枚で終了したようである。ジャン・フルネの他にもセルジュ・ボドやアントニオ・ペドロッティ等もフランス系作品の録音に招聘され大手レーベル並みのカタログを充実させた。フランス人が振ればチェコのオケでもまた味わいの異なる演奏が生まれるものである。ここではフランス音楽の大家であるフルネ指揮チェコpo.というこれまでなかった共演が新しい価値を生み出した録音である。穏やかで温かみのある弦の音が大変素晴らしい。重量級のパワーを持ち、イベリアでは鋭角的に切り込むパッションで冒頭から聴くものを釘付けにする手腕は流石である。チェコ・フィルを支配しフランス的エスプリさえ感じさせる名演!ファリャではチェコ人指揮者では出せなかったであろうイベリア気分がしっかり出ている!

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