商品コード:1382-014[PHILIPS] C.ハスキル(pf) / シューベルト:Pfソナタ21番, シューマン:雑記帳Op.99(抜粋8曲)/3つの小品Op.99-1~3, アルバムの綴りOp.99-4~8

[ 1382-014 ] Clara Haskil, Schumann, Schubert – Sonate B-Dur/ Bunte Blätter


通常価格:¥ 4,400 (税込)

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商品コード: 1382-014

作品名:シューベルト:Pfソナタ 変ロ長調 21番Op. Posth. D.960--1.Molto Moderato--2.Andante Sostenuto-- | --3.Scherzo--4.Allegro Ma Non Troppo, シューマン:雑記帳(色とりどりの小品)Op.99~3つの小品Op.99-1~3/~5つのアルバムの綴りOp.99-4~8
演奏者:C.ハスキル(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:A 00108 L
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 盤質7はほぼ存在しない古いプレス
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面9時に微かに数回出るスレと極小6回出る点, 10時に極小8+微かに数回出るスレ, 12時に極小6回出る溝スレ→6
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/銀Minigroove内溝, フラット重量, Made in Franceの刻印あり, スタンパー/マトリクス:AA 00108 L ▽ 1L=35 670/AA 00108 2L=9 Λ□▽, 1953年頃製造分(フランス最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返紙ペラ, Microsillon Artistique Haute Fidélité, 裏面にGrand Prix de Disque 1953の印刷あり, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(フランス最古)
トピックス:シューベルト:1951年6/10月・シューマン:1952年4月モノラル録音, 録音場所不明, 録音詳細不明, オランダでは1952年頃N.V. Philips Phonografische Industrie によりコピーライト登録・同年PHILIPS:A 00108 L(アズキ/銀Minigroove内溝レーベル・フラット盤・初期共通デザインジャケット入りにて)初リリース, フランスでは1953年頃仏PHILIPS:A 00108 L(当装丁)にて初リリースと思われれる, 状態の良い最初期盤は少ない, フランスでは1953年Grand Prix de Disque賞を受賞した, 色とりどりの小品~3曲はこの後カップリング変更されシューマン作品集としてA 00372 Lに参入される, 盤質の良いオリジナル盤は非常に少ない, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:フランスで最も権威あるアカデミー・シャルル・クロが1948年から始めたディスク金賞に選ばれた1枚(1953年)。当時録音も少なく注目されていなかったシューベルトのソナタの魅力がハスキルのこの録音によって正当に評価されるようになったという事実は興味深い。演奏は白眉。特にハスキルによる第2楽章アンダンテ・ソステヌートは、一つのリートとさえ言え、シューベルトの慎み深くほろりとさせる音楽の感情が聴き手の心に迫ってくる。ハスキルのLP中、最高ランクの音質。ハスキルはモーツァルト弾きとして名を馳せたが、最も得意とし、共感を寄せていたのはシューマンとシューベルトだったと思われることは彼女の半生が物語っている。シューベルト:1951年6/10月、シューマン:1952年4月と古いモノラル録音で色々な形で発売されたが、A 00108 Lでこのカップリングが最初の形である。なかなかない完全なオリジナルの形である。従って盤質が良いプレスは多くはない。もし盤質7が出たなら是非とも入手すべきハスキルの神髄に触れられる1枚!再版になるほどデリケートなハスキルの付帯音がそがれ、骨と皮だけになってしまう。ハスキルの音は元々が柔らかく、更にはオーラのようにまとわりつく付帯音こそが命である。PHILIPSでは特にそれが重要になる。1回コピーされる度にその付帯音はどんどんはがれてしまう実にアナログ的な音なのである。ハスキルの本質はこの手で掴み切れないようなオーラの球体のごとき空気の中にこそ存在している事をご理解いただきたい。オリジナルが良いと盛んに言われるのはこの点なのである。打鍵一音で感動を与える音とは非常に壊れやすい性質を持っている。CDの中にその欠片すら残っているとは思えない。

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