商品コード:1382-059[COLUMBIA] C.M.ジュリーニ指揮 M.パリキアン(vn) T.ダート(cemb) / ヴィヴァルディ:四季
商品コード: 1382-059
商品詳細:多くの名演がキラ星のようにひしめく「四季」にあって、ジュリーニ/フィルハーモニアo.のようなメジャー所の録音でさえ今もって殆ど知られる事がないまま今日に至っている。例えばクレンペラー指揮フィルハーモニアo.のブランデンブルク協奏曲を思い返して欲しい。バロック作品は小レーベルが良いとは限らない。一流指揮者一流オケの演奏はやはり一流。当時のフィルハーモニアo.のコンサートマスターにはマヌーグ・パリキアン(vn)がいてT.ダート博士をゲストに招きGmabを担当。知られざる「四季」の真価を知らせる時が来た。1955年のモノラル録音でオリジナルの英COLUMBIA:33CX 1365は未入荷。仏COLUMBIAではFCX 525で発売された。ジュリーニの若き日の情熱に触れることができる。当時フィルハーモニアo.のコンマス、パリキアンのソロも素晴らしい。マヌーグ・パリキアン(1920~87)はトルコ・メルスィンでアルメニア人の両親のもとに生まれたヴァイオリン奏者。ロンドンで学び1947年にソロデビューを果たし、リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(1947~1948年)、ロンドン・フィルハーモニア管弦楽団(1949~1957年)、ヨークシャー・シンフォニア管弦楽団(1976~1978年)など、数々のオーケストラでコンサート・マスター及び指揮者を務めた。1980年から1984年まではマンチェスター・カメラータの音楽監督を務めた。また、1949年から1951年まではイングリッシュ・オペラ・グループ管弦楽団を指揮し、室内楽奏者としてアルデバラ音楽祭の様々なコンサートやオペラ公演にも参加した。特にエドウィン・フィッシャーが1952年フィルハーモニアo.と録音したバッハ:ブランデンブルク協奏曲2/5番でソロVnで共演していた。コンサートホール・レーベルに数枚の協奏曲録音がある為か、その実力は大きな誤解を受けているようである。この録音時パリキアンはまだ35歳と脂ののった時期であり、やや控えめながら威厳に満ちたソロ演奏には若手では出せない味わい深さがある。
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