商品コード:1381-011[Chant du Monde] L.コーガン(vn) K.リヒター(cemb) / バッハ:VnとCembのためのソナタ(全6曲)

[ 1381-011 ] Bach - Leonid Kogan, Karl Richter ‎- Sonaten Fur Violine Und Cembalo Bwv 1014 - 1019


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商品コード: 1381-011

作品名:バッハ:6つのVnとCembのためのソナタ(全6曲)/ソナタ第1番ロ短調B.1014, ソナタ第3番 ホ長調B.1016, ソナタ 2番 イ長調 .B 1015 | ソナタ第5番 ヘ短調B.1018, ソナタ第4番 ハ短調B.1017, ソナタ第6番 ト長調B.1019
演奏者:L.コーガン(vn)K.リヒター(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:Le Chant du Monde
レコード番号:LDX 78550-1
M/S:ステレオ, stereo (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, 箱入り2枚組, 2 single records in box
評価/レコード:8/7 : 2面と4面に金属反応用素子テープ留め, 1面と3面紙シール剥がれ(補修済)
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/黒土手, 3時にGravure Universelle, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:LDX 78550 1Y 1 Ⓟ1972 670/LDX 78550 2Y 3 Ⓟ1972 670---以降省略, 1972年頃製造分仏PHILIPSプレス(フランス最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】--全6面茶系厚紙箱, 5時にLicenced by Ariola - Eurodisc GmbH - Germany, リブレット付き(金属反応用素子テープ留め), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(フランス最古)
トピックス:1972年1月/5月ドイツ・ミュンヘン・バイエルン放送スタジオにてステレオ録音, 録音技師:Horst Lindner, プロデューサー:Hans Richard Stracke, Eurodisc=MELODIYA共同製作録音, 録音はドイツ側が担当, ドイツでは1972年Ariola-Eurodisc GmbH, によりコピーライト登録・同年EURODISC:85 935 XKにて初リリース, 旧ソ連では1973年MELODIYAはWジャケット2枚組/箱入りでCM 04269-72にて同時リリース, フランスではEURODISCから音源供与を受けて1972年仏Le Chant du Monde:LDX 78550-1(当装丁)にて初リリース, ややハイ上がり気味の録音だが高音を絞ると落ち着いた音になる, フランス盤の音が最も柔らかい傾向にあり最も希少!, 西側ではEURODISCがオリジナルとなる, コーガン唯一のバッハ:Vnソナタ全集録音, モノラルは存在しない, 演奏;★★★★★, 音質:★★★★(高音を絞ると聴きやすくなる)

商品詳細:MELODIYA=EURODISCとの共同制作。メロディアのロゴが付くが録音は1972年ドイツ・ミュンヘンのバイエルン放送局での録音で、西側ではEURODISCがオリジナルとなる。現場の生々しさや息使いまで収録されていて、情報量は最も多いようだ。仏はシャンデュモンドから出ている。低価格の名演奏だと思う。マカノヴィツキー、バルヒェットなどの名演はあるが、現実的な価格で入手できる優れた演奏という点で第一に推薦したい録音!チェンバロはMELODIYAとは関係のないカール・リヒターでこの共演が共同制作の理由なのだろう。カール・リヒターはノイぺルトのモダン・チェンバロを使っている。コーガンも伝統的モダン奏法なのでモダン・チェンバロは何ら問題にはならない。リヒターは伴奏を意識しすぎか、ややコーガンが前面に出るバランスとなっている。コーガン好きには問題のない演奏だが、本来の曲の趣旨からするとヴァイオリン、チェンバロの右手、左手の3声部がそれぞれ独立して動き、聴き手に全ての声部が聴き取れるようになるのが理想である。但し名盤とされる録音では必ずしもそのような演奏は多くはない。理想的バランスをとれば、恐らくヴァイオリンが薄くなり、音楽の求心力が消えてしまう傾向となるだろう。学研的な理想と心に残る実演とは決して同じにならないのが世の常だろう。コーガンのヴァイオリンは流石に清冽で情感を抑えた表情は長く聴き込める素晴らしい次元の演奏である。惜しむらくはバイエルン放送局の録音がハイ上がりになったままである事。これはEURODISC側のカッテイング技師の責任である。マスターからスタンパーを作る際にマスタリングの吟味をおろそかにした可能性が高い。プロデューサーもこの点を修正しなかった点を見ると、旧ソ連で録音されればもっと良い音質となったことは明らかだろう。MELODIYA側が旧ソ連で修正なしのマスターを作った点も解せない。聴く際はトーンコントロールでハイを絞れば上手く聴こえるようになる。この録音は西側ではEURODISCがオリジナルであることが知られていて、EURODISCが再版も含めかなり高額で販売されているのを目にする。MELODIYA盤は数が多く安価である。フランス盤はEURODISC音源を使ったライセンス製造だが独自マスターによる仏PHILIPSプレスで一番音が柔らかい印象を受けた。プレスも最も少なく希少盤!

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