商品コード:1381-012[PHILIPS] B.ワルター/ モーツァルト:交響曲41番「ジュピター」, 39番

[ 1381-012 ] Bruno Walter, Mozart – Symphony No. 41 In C Major, K. 551 ("Jupiter") / Symphony No. 39 In E-flat Major, K. 543


通常価格:¥ 5,500 (税込)

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商品コード: 1381-012

作品名:モーツァルト:交響曲41番K.551「ジュピター」 | 交響曲39番K.543
演奏者:B.ワルター指揮ニューヨークpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:C 1
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面6時に極小9回出る軽スレ→7
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル・タイプ】---ピンク白/黒Philips Réalités狭内溝, 外周5mmに盛上りあり(土手ではない), ナイフエッジ重量スタンパー/マトリクス:1276 1L 380/1276 2L D1 380, 1958年頃製造分, 別番号・L 01276 L(Trésors Classiques)も存在する・これはPhilips RéalitésというLuxury seriesで5200部の限定生産(K 1106番・フランス最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---三方開両面ツヤ厚紙背アズキ布貼, 10時に赤〇Philips Réalités, 8ページのリブレット綴込み, ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし, フランスでは2種のシリーズが併存・これはPhilips Réalités側(高級シリーズ)のオリジナル, Philips Réalitésには5200部限定生産のシリアル番号がある・これはK 1106番
トピックス:41番:1956年3月5日・39番:1953年12月21日/1956年3月3日ニューヨーク30条目スタジオでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1956年Columbia Masterworksによりコピーライト登録・同年米COLUMBIA:ML 5014にて初リリース, フランスでは1958年頃仏PHILIPS:Philips Réalités C1(当装丁)にて初リリース, 但し同一レーベルでフラット盤とナイフエッジ重量盤の2種が存在し(使用プレス機の違い)最初の数枚のみフラット盤が存在するが同時期頃製造と思われる, 1960年頃Trésors ClassiquesシリーズからワルターへのオマージュVol.12 としてL 01271 Lでもリリースされた, Philips Réalitésは1958年スタートの豪華シリーズで5200部の限定だった・これはそのシリーズの第1号LP!, Philips RéalitésのCで始まる番号はラグジュアリー・シリーズで通常のL --より高級な限定シリーズである, これがフランスでの初出と思われる!, 英国では1956年英PHILIPS:ABL 3206で初リリース, B.ワルター指揮ニューヨークpo.の41番は1945年1月22日のLP旧録音が存在する, 1938年ウィーンpo.とのSP録音もある, その後1960年頃モノラル/ステレオでコロンビアso.とも再録音する, 1956年のモノラル録音はその中でも名演と謡われる練度の高い録音!, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ワルター/ニューヨークpo.のこの2曲は1956年のモノラル録音。41番はオランダではA 01271 L(+36番コロンビアso.)もある、フランスでは L 01271 L(+36番コロンビアso.)もある。これは8ページのリブ折込ジャケの5200部限定のRéalitésはハイグレードの豪華仕様。モノラルのみの録音で、当然ステレオのあるコロンビアso.より古い録音だが、信じられない程の音の良さ、圧倒的な音圧に打ちのめされる。ジャケ写真の彫像を思わせる彫りの深い、端正で正確な演奏は類を見ない。この演奏に一つ欠けているものがあるとすれば面白みという事になるが、両立させた演奏は今まで聴いた事がない。ワルターは41番を何度も録音していて、最初の録音は1938年ウィーンpo.だった。SPで発売され、LPではCOLH 37で聴くことができる。ニューヨークpo.とは2回録音があり、最初は1945年でSPで発売され、LPでは米COLUMBIA:ML 4035、英COLUMBIA:33CX 1082でで発売。そして当音源が2回目のニューヨークpo.との録音で1956年3月、LPのみでML 5014で1956年に発売された。最後ステレオで知られるコロンビアso.との1960年録音で各国から発売された。それぞれの録音がワルターらしい名演ではあるが、コロンビアso.とのステレオ録音しか知らない方には是非1956年3月のニューヨークpo.とのモノラル録音をお勧めしたい。ステレオ録音とは大きく異なる重厚なオケを展開する。特に低音域のうなりは格別で決して鈍重ではない厚い音が飛び出してくる。モーツァルトにとって鈍重な音は「命とり」となることはよく分かっていたのだろう。分厚いオケだがテンポよく歯切れもよい活力ある演奏である。こういった重厚な演奏は次第に困難になり、ワルターでさえコロンビアso.とは出来なくなってゆく。1956年のニューヨークpo.だから可能だった時代の遺産といえる演奏である。重厚で快活という二律背反な演奏が出来なくなるとレコード会社はステレオという新しい武器でその欠点を隠すようになる。1960年以降、このニューヨークpo.のようなスタイルが姿を消して行くのはその為だと思われる。39番も似たような経過で、1934年BBCso.とSP録音→1953年ニューヨークpo.のLPモノラル録音→1960年コロンビアso.とのモノラル/ステレオ録音と変遷する。

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