商品コード:1381-018[Club National] H.ブレック/ モーツァルト:戴冠式ミサK.317, ハイドン:サルヴェ・レジーナHob.XXIIIb:2
商品コード: 1381-018
商品詳細:His Master's Voice:CLP 1031で発売された比較的よく知られたモーツァルトの戴冠式ミサK.317の録音で英国での最初の録音と思われる。オケと合唱はハリー・ブレックが創設したロンドン・モーツァルト・プレイヤーズとその合唱団。モノラル期の名演の一つである。英国録音とは言えしっかりラテン語で歌われる。K.317の陰に隠れたハイドンの「サルヴェ・レジーナ」に注目する方は多くないだろう。これはK.317のおまけとしては重要過ぎる1曲である。「サルヴェ・レジーナ」は聖歌の一つである。厳密には「アンティフォナ(交唱)」という聖母マリアへの祈りの一つ。ハイドンの「サルヴェ・レジーナ」は5曲あり、これはその中の2番目のト短調 でHob.XXIIIb:2が付く。ハイドンのミサ曲は14曲ありHob. XXIIが付くが、「サルヴェ・レジーナ」はミサ曲とは異なるジャンルである。「小規模な宗教音楽群」に使われるHob.XXIIIbが使われる。録音の少ないマイナーな宗教音楽だが「サルヴェ・レジーナ」ト短調はB面全て使う長い曲で初めて聴いても心打たれる美しい曲である。前奏曲は指揮者により異なるが、じきにに始まる合唱は男女混声で静かながら「戴冠式ミサ」に負けない魅力を持つ曲である。あるいはこちらが主役かもしれない。ジャケットには「サルヴェ・レジーナ」3番の表記があるが、現在では使用されない番号である。「戴冠式ミサ」の名演は多いが、「サルヴェ・レジーナ」ト短調の録音は少なく、当H.ブレック盤こそが今もって名演と湛えられるLPである。ドラマティックな表現と緻密なアンサンブルで高く評価されている。1980年代にニコラウス・アーノンクール指揮 コンツェントゥス・ムジクス・ウィーンも録音したが古楽スタイルで全くの別物。ブレック盤は定番のK.317と決定盤の「サルヴェ・レジーナ」の両方が楽しめる超お得盤!フランス盤は特に希少!
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