商品コード:1381-052c[Concert Hall] P.フルニエ(vc) / Vc小品集(11曲)/バッハ, ボッケリーニ, ヘンデル, メンデルスゾーン 他

[ 1381-052c ] Pierre Fournier, Jean-Marie Auberson, Orchestre Des Concerts De Paris ‎– Joue Les Plus Belles Melodies


通常価格:¥ 2,200 (税込)

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商品コード: 1381-052c

作品名:オーケストラ付きVc小品集(11曲)・Joue Les Plus Belles Mélodies De Tous Les Temps」/バッハ:G線上のアリア, ボッケリーニ:メヌエット, ヘンデル:ラルゴ, メンデルスゾーン:無言歌~, ハイドン:メヌエット | バッハ(グノー編):アヴェ・マリア, チャイコフスキー:無言歌, サン・サーンス:白鳥, リムスキー・コルサコフ:インドの歌, ショパン:夜想曲Op.9-2, チャイコフスキー:感傷的なワルツ
演奏者:P.フルニエ(vc)J.M.オーベルソン指揮パリ・コンセールo.
プレス国:フランス, France
レーベル:Concert Hall
レコード番号:SMS 2369
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面5時に小4+1+2+極小2+小5回出るスレ→6
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---赤/銀Concert Hall, グルーヴガード厚, 工場:f, 3時に〇Synchro Stereo, スタンパー/マトリクス:SMS 2369 1-21/SMS 2369 Ⅱ-21(手書き文字マトリクスとMスタンパー+パテキュラー), 1965年頃の製造分・3種併存のPathéプレス(フランス・ステレオ最古)
ジャケット:【フランスでのステレオ・第2版】---両面コートペラ, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし
トピックス:1964年6月8-9日パリでのモノラル/ステレオ録音(スイス録音の可能性もある), 録音詳細不明, フランスでは1965年頃Concert Hall Society, Inc.グループによりコピーライト登録・同年仏Concert Hall:M 2369/SMS 2369(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, ドイツも同一番号, フランスはパテプレスで特に音質が良い, オーケストラ付き小品集11曲, 他にM/SMS 2356という番号も存在しフルニエ8曲, 他4曲は管弦楽のカップリング替えLP(同時期発売)が存在する, DGG(1969年)にも別の小品集あるがそれより前の録音, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:フルニエの小品は最初、英COLUMBIAに2枚、DECCAに1枚あり、人気は高く、3枚とも相当に高額(モノラル)。この1964年にモノラル/ステレオで録音されたCHS系は音質も非常に良く、フルニエの雄大なチェロが響く。オケ伴奏は初めての試み。オケは伴奏に徹していてフルニエのジャマにならない。選曲も良く、フルニエの代表的小品集といえる。1曲目のバッハ・アリアが断トツに素晴らしく、ヘンデルのラルゴもチェロで弾かれた最高ランク! ピエール・フルニエ(1906 - 1986)はパリ生まれのチェロ奏者。弟のジャンはヴァイオリニストである。12歳でパリ音楽院へ入学してポール・バズレールとアンドレ・エッキングに師事した。1927年にはコロンヌ管弦楽団のソリストとして迎えられ、フランス各地およびヨーロッパ各国での演奏活動を開始した。1956年以降はジュネーヴに住み、演奏活動の拠点とした。なんといってもフルニエを有名にしたのは1960年にArchiv Produktionに入れたバッハ:無伴奏Vc組曲の全曲録音だろう。1940年代のSP録音から始まり、1950年代のDECCA、Columbia、1960年頃からのDGG/Archiv Produktion、1970年代ERATO、RCA等様々なレーベルに録音を残したが、中でもConcert Hall系への録音は特殊である。1960年代のM.オーベルソン指揮パリ・コンセールo.とのオーケストラ付き小品集が最初の録音である。同じ時期にドレル・ハンドマン(pf)とのチェロ・リサイタルも存在する。1978年にはシューマンの室内楽を録音。1978年にはConcert Hall系列の Festivalレーベルにバッハ:無伴奏Vc組曲の2回目全曲録音を行った。点数は少ないが重要な録音ばかりで、中でもこのオーケストラ付き小品集はフルニエの長い録音歴の中でも初めての曲集となる。ピアノ伴奏の小品集はDECCAとColumbiaのモノラル期にあったがオーケストラ付きはこれが唯一となった。オケはジャン=マリー・オーベルソン指揮パリ・コンサート管弦楽団(パリ・コンセールo.)。このオケは1828年から1967年まで活動したフランス初の交響楽団。1967年以降、楽団はパリ管弦楽団として活動を継続している。パリ音楽院のフィルハーモニック協会が運営し、音楽院の教授陣とその生徒で構成されていた。パリ音楽院管弦楽団と同じではないが下部組織のような関係かと思われる。1967年に新設されたパリ管弦楽団はオーディションを経て、108名の音楽家(内50名はパリ音楽院管弦楽団出身)が選抜された。正確にはパリ音楽院管弦楽団とパリ・コンサート管弦楽団の混成である。ジャン=マリー・オーベルソン(1920- 2004)はスイス生まれの指揮者。1950年から1951年にかけてケルンでギュンター・ヴァントに指揮法を師事し、1956年から1960年にかけてはエルネスト・アンセルメとカール・シューリヒトに師事した。1951年スイス・ロマンド管弦楽団の第2指揮者として1956年まで在任。1962年から1968年までザンクト・ガレン交響楽団の指揮者、1968年から1973年まで、ハンブルク州立歌劇場でフランス・レパートリーとバレエの指揮者を務め、 1972年から1975年までバーゼル放送交響楽団の指揮者を務めた。パリ・コンサート管弦楽団には客演のようである。Concert Hall系列としてはパリ音楽院管弦楽団は無理としてもパリ・コンサート管弦楽団との共演はかなり頑張ったと思われる。内容は流石に素晴らしく、フルニエの最盛期の上品で伸びやかなチェロの音が存分に味わえる。Concert Hall系列でなければ出来なかった録音かもしれない。フランス語タイトル「Joue Les Plus Belles Mélodies De Tous Les Temps」は直訳で「史上最も美しいメロディーを演奏」。

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