商品コード:1380-018[PHILIPS] W.サヴァリッシュ/ J.シュトラウス2世:ワルツ集/美しく青きドナウ, 皇帝円舞曲, ウィーン気質 他

[ 1380-018 ] Orchestre Symphonique De Vienne, Wolfgang Sawallisch ‎– Valses De Strauss


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商品コード: 1380-018

作品名:J.シュトラウス2世:ワルツ集/美しく青きドナウOp.314, 春の声Op.410, 芸術家の生涯Op.316 | 皇帝円舞曲Op.437, 酒、女、歌Op.333, ウィーン気質Op.354
演奏者:W.サヴァリッシュ指揮ウィーンso.
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:835 141 LY
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・第2版】---ピンク/黒HI-FI STEREO2重内溝, 外周3cmの盛上り(カマボコ), 厚手ナイフエッジ, スタンパー/マトリクス:PHI AA 835141 1Y 380/PHI AA 835141 2Y D1 380, 1960年代のスタンパーを用いた1965年頃の製造
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---三方開厚紙背灰布張, HI-FI STEREO →〇← Trésors Classiques, ジャケ裏文字:なし, ⓅⒸなし(フランス・ステレオ最古)
トピックス:1961年11/12月ウィーン・ムジーク・フェラインザールでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1963年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:HG 04810 L/838 121 AGY(アズキ/銀HI-FI STEREOレーベル・見開きジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1963年仏PHILIPS: L 02258 L/835 141 LY(ピンク/黒HI-FI STEREO外溝レーベル・当ジャケット入り)にて初リリースと思われる→1965年頃ピンク/黒HI-FI STEREO2重内溝レーベル・当ジャケット入り(当アイテム)に変更→1967年頃赤白/銀4本線センター白レーベルに変更される(これが市場で最も多いプレス), 英国PHILIPS:GL 5793, サヴァリッシュのウィーン物は全16曲あり, もう1枚分・SGL 5871(英国番号)10曲存在(1965年12月録音), 外溝HI-FI STEREO存在するはずだが未入荷, ステレオ・オーディオファイルプレス!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:1923年ミュンヘン生まれのサバリッシュは、1960年から10年間ウィーンso.の首席をカラヤンから引き継いだ。ウィーンso.によるウィーン物、しかも初出はHIFI STEREOレーベル。内容は第一級。この時期のサバリッシュはドイツ系らしい楷書体のようなきちんとした演奏を特徴としていた。宇野功芳から「外科医のよう」と評されたが、瞬発力が高く無駄のない音。一定のテンポで奇をてらわず長年付き合える音楽。良い意味で自己主張が一切ない。全2枚あり、このVol.1は6曲で1961年録音。Vol.2は10曲入りで1965年録音。VOl.2は未入荷。ドイツ風の渋い演奏かと思いきや陽気で元気良く大胆にウィーンso.を鳴らす。だがそこに適度な節度を感じるところがサヴァリッシュの特徴か。音質はすこぶる良い。SXLとは異なる解放的な音の良さはHi-Fi-STEREOの特徴。ヴォルフガング・サヴァリッシュ( 1923- 2013)はドイツ、バイエルン州ミュンヘン生まれ。ミュンヘン音楽大学卒業後、ザルツブルクにてイーゴリ・マルケヴィチに学んでいる。ウィーン交響楽団やハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者を歴任した。スイス・ロマンド管弦楽団では創設者エルネスト・アンセルメ亡き後のオーケストラの再構築に尽力した。1950年代後期~英国EMIに録音を行うようになる。1957年にロンドン・デビューした際にエリーザベト・シュヴァルツコップの伴奏者として、フィルハーモニア管弦楽団を指揮したこと、バイロイト音楽祭に開幕演目の『トリスタンとイゾルデ』で初出演を果たしたことなどで、シュヴァルツコップの夫でありEMIの敏腕プロであったウォルター・レッグの目に止まり、レッグが創設したフィルハーモニア管を指揮し、いくつかの録音が任された。時期的に英COLUMBIAの看板指揮者であったカラヤンがベルリンフィルの音楽監督に就任し、ベルリンフィルと接近した時期と重なる。カラヤンのEMI離脱を予感していたウォルター・レッグは、この時期からカラヤンに変わるドイツ系指揮者を探していたものと思われる。その有力候補にサヴァリッシュが居たことは間違いないだろう。1960年頃突然PHILIPSに移籍する。理由は不明だがHi-FI STEREOの時代に重なり多くのメジャー作品をPHILIPSにHi-FI STEREOレーベルで残すことができた。丁度1960年にウィーン交響楽団の首席指揮者に任命されている。その為PHILIPSではウィーンso.振ることが多く、PHILIPSに移籍したことでフィルハーモニア管弦楽団~ウィーン交響楽団へと異なる大物オケの録音を聴くことができる。この録音もその時期のものでウィーン交響楽団を率いなければ生まれなかった録音と思われる。ウィーン物は1961年録音の1枚と1965年録音の全2枚がPHILIPSにある。

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