商品コード:1380-025[PHILIPS] G.スゼー(br)/ シューベルト:「冬の旅」Op.89, 「白鳥の歌」~8曲

[ 1380-025 ] Schubert, Gérard Souzay, Dalton Baldwin – „Winterreise", 8 Lieder Aus „Schwanengesang"


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商品コード: 1380-025

作品名:シューベルト:連作歌曲集「冬の旅」Op.89 D.911(全24曲)--第1番 お休み--第2番 風見の旗--第3番 凍った涙--第4番 かじかみ--第5番 菩提樹--第6番 あふれる涙--第7番 川の上で-- --第8番 回想--第9番 鬼火--第10番 憩い--第11番 春の夢--第12番 孤独--第13番 郵便馬車--第14番 霜おく頭--第15番 からす-- | --第16番 最後の希望--第17番 村で--第18番 嵐の朝--第19番 幻覚--第20番 道しるべ--第21番 宿屋--第22番 勇気--第23番 幻の太陽--第24番 辻音楽師 | 歌曲集「白鳥の歌」D.957(全14曲)~第1曲 愛の使い, ~第2曲 兵士の予感, ~第3曲 春の憧れ, ~第7曲 別れ, ~第8曲 アトラス, ~第9曲 君の肖像/彼女の肖像, ~第10曲 漁師の娘, ~第14曲「鳩の便り
演奏者:G.スゼー(br)G.ボールドウィン(pf)
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:835 137-8 AY
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット入り2枚組, 2 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:第3面3時に微かに数回出るシミ, 第4面10時に無音シミ
レーベルタイプ:【オランダでのステレオ・オリジナル】---アズキ/銀HI-FI STEREO内溝, 厚手(グルーヴガード厚手以前), スタンパー/マトリクス:AA 835 137 1Y 1 670/AA 835 137 2Y 1 670---以降省略, 1961年頃製造分, 6時のMade in Hollandが水平文字(HM1)最初期分(ステレオ最古), 独語表記・独語圏流通分
ジャケット:【オランダでのステレオ・オリジナル】---見開両面コートW, 仏語歌詞リブレット付き, 独語表記・独語圏流通分, ⓅⒸなし(ステレオ最古)
トピックス:【初入荷のHI-FI STEREO・オリジナル!】---1960年頃オランダでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1961年頃N.V. Philips Phonografische Industrie.によりコピーライト登録・同年PHILIPS:A 02254-5 L/835 137-8 AY(当装丁)にて初リリース, これはオランダでの初年度リリース分ステレオ・オリジナル, 当社初入荷のHI-FI STEREO・オリジナル, 冬の旅はEMI系にボールドウィンとモノラル旧録音がある(ALP 1734-5)・1959年初リリース, 冬の旅は1976年/白鳥の歌は1973年にもボールドウィンとPHILIPS再録音している, 「冬の旅」は全3回又は4回録音がありこれは2回目録音で最初のステレオ録音である, ステレオ・オーディオファイルプレス!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ジェラール・スゼー( 1918– 2004)はフランス・アンジェの生まれ。カミーユ・モラーヌ( 1911 - 2010)と7歳違いだが、モノラル期で引退したモラーヌと異なり、スゼーは長い録音歴を持つ。重鎮ピエール・ベルナック(1899 - 1979)より一世代後のバリトン歌手である。フランス語での、より正確な読み方はジェラール・スゼだが、これまでの慣習に従ってスゼーで統一する。パリ音楽院でクレール・クロワザとジャン=エミール・ヴァンニ=マルクーに師事する。テノールとして歌手活動を始めるが、1943年に著名なオペラ歌手アンリ・エシュヴェリーの助言を容れて、バリトンに転向した。1945年より公的な演奏会に出演を始める。1954年以降は新たにアメリカ人ピアニストのダルトン・ボールドウィンを迎え、生涯にわたる協力関係を築いた。1960年以降はほとんどオペラに出演せず、代わりにリサイタルで活動を続け、1980年代後半に引退した。1944年のSP録音に始まり、1950年代初めにDECCAと契約を結ぶ。その後はPHILIPSやEMIとも契約している。スゼーの録音のディスコグラフィは約750点にものぼる。フォーレやプーランクの歌曲全集の録音にも参加した。栄えあるディスク・グランプリ(Grand Prix du Disque)には3度選ばれており、そのうちの1つがラヴェル歌曲集であった。スゼーはドイツ・リートも得意としたフランス人歌手であった。ドイツ最大のバリトンであるディートリヒ・フィッシャー=ディースカウとは声質がまるで異なる。スゼーが亡くなった時、英国紙「デイリー・テレグラフ」は、最も偉大なリリック・バリトンという称号をディートリヒ・フィッシャー=ディースカウと争えるのは、同世代ではスゼーだと述べている。リリックバリトンは、バリトンの中では最も軽めの性質を持ったバリトン。ディースカウはリリック・バリトンとされるが違和感を持つ方は多いだろう。不思議なことにフランス人バリトンはみな甘い声質である。ドイツでは甘い声質のバリトンはヘルマン・プライくらいだろう。それでもスゼーとは比較出来ないほど違いがある。スゼーはこの美声を1970年頃まで保ち、多くの録音を残した。スゼーの「冬の旅」は実にノーブルで品が良い。ドイツ語も完璧に感じられる。何より灰汁がないので万人に愉しめる「冬の旅」に違いない。盟友ボールドウィンと少なくとも3回録音(4回かもしれない)していて、これは2回目の最初のステレオ録音。1976年の録音が知られるがこれがPHILIPSで最初の録音である。穏やかで優しい歌が沁みる。

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