商品コード:1380-051[PHILIPS] H.シェリング(vn)/ シベリウス:Vn協奏曲Op.47, プロコフィエフ:Vn協奏曲2番Op.63

[ 1380-051 ] Sibelius, Prokofiev, Henryk Szeryng, London Symphony Orchestra, Gennady Rozhdestvensky


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商品コード: 1380-051

作品名:シベリウス:Vn協奏曲Op.47 | プロコフィエフ:Vn協奏曲2番Op.63
演奏者:H.シェリング(vn)G.ロジェストヴェンスキー指揮ロンドンso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:PHILIPS
レコード番号:SAL 3571
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル】---赤/銀幅広内溝, レーベル端に2mmの段, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:AA 835 357 1Y 2 670/AA 835 357 2Y 1 670, 1966年頃の製造分(英国最古), アズキ/銀33 1/3 PHILIPSレーベル存在せず, 英語表記・英語圏流通分
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---表コートペラ, 英語表記・英語圏流通分, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(英国最古)
トピックス:1966年7月22-24日ロンドン・Wembley Town Hall, London・でのモノラル/ステレオ録音, MELODIYA=PHILIPSの共同制作録音, 録音詳細不明, オランダでは1966年N.V. Philips Phonografische Industrieにてコピーライト登録・同年PHILIPS:L02487L/835 357 LY(赤/銀3本線土手レーベル・三方開両面厚紙ツヤ・背灰布貼ジャケット入り)にて初リリース, 英国では1966年英PHILIPS:AL 3571/SAL 3571(当装丁)にて初リリース, 旧ソ連では1973年MELODIYA:CM 04207(SLレーベル)にて初リリース, 1976年ETERNA:8 26 731でもリリースされた, これは英国での初年度リリース分ステレオ・オリジナル, 英プレスの入荷は少ない, フランスでは仏PHILIPS: L 02487 L/835 357 LYにて初リリース

商品詳細:1966年旧ソ連の大物指揮者ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(1931-2018)は1961年からモスクワ放送響の首席指揮者となり、ムラヴィンスキーと並んでMELODIYAを代表する指揮者となる。ロジェストヴェンスキーもムラヴィンスキーに続き1966年のロンドン名物プロムナードコンサートに招待された。8月21日ロンドン・プロムスでモスクワ放送交響楽団とチャイコフスキーの「悲愴」交響曲と他数曲を演奏し、聴衆を湧かせた。翌22日にはヴァイオリンのヘンリク・シェリングが合流し、シベリウス/プロコフィエフ2番というプログラムで共演が行われた。2人の初共演となった。恐らく事前にリハーサルは行われたと思われるが、通常ではあり得ない西側の大物ヴァイオリン奏者と旧ソ連の大物指揮者の共演という公演は大いに湧いたと想像できる。ロンドンのウェンブリー・タウン・ホールが会場となったようである。この共演では引率のモスクワ放送交響楽団ではなく、地元のロンドン交響楽団が対応した。ロジェストヴェンスキーは当時35歳であり、ついに自分の時代が来たと思ったはずである。実はロジェストヴェンスキーは、まだ20歳代半ばの1956年にボリショイ・バレエのロンドン公演に同行してロンドンにデビューした。ロンドンの音楽関係者からの強い誘いがあったのだという。初めてではなかった。但しロンドン交響楽団とは初共演だったと思われる。初ロンドンから約10年後の再度のロンドン公演。当時のロジェストヴェンスキーはまだ爆演指揮者の異名が消えていない時期である。果たして他流試合はいかなる結果となるか愉しみにしていたのはロンドン市民だけではないだろう。この公演はその後の1978年からのBBC交響楽団首席指揮者就任へと発展していくことになる。この2つのVn協奏曲は多くのPHILIPS系列から発売され、当時のPHILIPSのベストセラーLPの一つになった。ロジェストヴェンスキーはモスクワ放送響より抑えた演奏だが、それでも時折、自慢のフォルテをかませる瞬間がある。シェリングの方はマイペースのように感じるが、全体にスリリングな気分が立ち込める演奏となっている。1950年代モノラル録音のようなパンチこそないが、その代わり上品さを保ち節度ある内容。時折見せるロジェストヴェンスキーカウンターのような唸りが、ニ人の共演が現実のものである証拠となっている。

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