商品コード:1379-055tb[ETERNA] H.ケーゲル/ ビゼー:/「アルルの女」第1&第2組曲, 子供の遊び, カルメン~各幕より前奏曲と間奏曲

[ 1379-055tb ] Bizet - Herbert Kegel, Dresdner Philharmonie – L'Arlésienne


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商品コード: 1379-055tb

作品名:ビゼー:管弦楽曲集/「アルルの女」第1組曲(全4曲), 小組曲「子供の遊び」(管弦楽版・全5曲) | 歌劇「カルメン」~第1幕への前奏曲, 第2幕への間奏曲「アルカラの竜騎兵」, 第3幕への間奏曲, 第4幕への間奏曲「アラゴネーズ」, 「アルルの女」第2組曲(全4曲)
演奏者:H.ケーゲル指揮ドレスデンpo.
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:729 173
M/S:デジタル・ステレオ, digital・stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面5時に極小~微かにい42回でる軽スレ→6
レーベルタイプ:【旧東ドイツでの第2版】---橙/黒DMM, グルーヴガード厚, スタンパー/マトリクス:725 173-1B/725 173+2B , Time Code:F89 I DU/F89 I DU, 1989年製造分
ジャケット:【旧東ドイツでの第2版】---両面半ツヤペラ, ジャケ裏年号:Ag 511/01/89/B
トピックス:1987年ドレスデン・ルカ教会スタジオ(Studio Lukaskirche, Dresden)でのデジタル録音, 録音技師:Claus Strüben, プロデューサー:Heinz Wegner /Eberhard Geiger, 録音監督:Horst-Dieter Käppler, 編集/カッティングマスター:Horst-Dieter Käppler (助手:Thomas Albecht /Wolfgang Regwitz), 1988年VEB Deutsche Schallplatten Berlin. DDRによりコピーライト登録・同年ETERNA:725 173(橙/黒DMMレーベル・ジャケ裏年号:Ag 511/01/88/Aのジャケット入り)にて初リリース→1989年729 173に番号変更され当装丁にて再リリース(当アイテム)これは1年違いの第2版である, 近年入荷の少ない人気タイトル!, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ケーゲルの録音の中でもオルフと並び、隠れファンの多い一枚。冒頭の切れ味鋭いスタッカートから深淵の深みにまで沈むアダージェットまで、他に類を見ない深い奥行きを感じさせる。義務教育の音楽の授業で習う様な大衆向け作品にすら「何か」を埋め込んでしまうのだから恐ろしい指揮者である。ケーゲルの脳内には、作品を再現する仕事という指揮者の概念を根底から覆すような発想の転換があったように思う。彼の頭の中で生まれた理想の作品像を音にトランスレーションしている印象があり、過去の解釈には一切の興味が無かったのではなかろうか。オーケストラは彼の出生地ドレスデンのドレスデン・フィルで、録音された1987年は首席指揮者に就任して約10年が経った時期に当たる。既にベートーヴェン:交響曲全集も完成させており、意思の疎通を欠く様な事態が起き得るはずもない団員達である。ビゼーを題材にケーゲルの持つ情念をそのまま描き出した録音と言って良いだろう。この録音から僅か3年後の1990年、ブリテン:戦争レクイエムの録音を最後に自ら人生に幕を引くが、このビゼー作品集を含め古典派から現代音楽に至る膨大な録音を残し、またライプツィヒ放送o.およびドレスデンpo.という現代まで続く二つの団体を育て上げた。ケーゲルが東ドイツの音楽史に残した功績は非常に大きく、改めて再評価されるべきだと考える。時期的にデジタル録音となるのは避けられないが、そこは技師シュトリューベンによるルカ教会での録音。西側のイメージでデジタル期のETERNAをイメージしていると、こういった名演を見逃すことになるので気を付けていただきたい。ケーゲルの録音は、彼の情念に触れていると確かに感じられる点で独特の音楽体験となる。近年めっきり入荷が少なくなっているので、お見逃しなく!

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