商品コード:1378-020p[DECCA] W.ボスコフスキー/ 「ウィーン・カーニヴァル」/J.シュトラウス:ハンガリー万歳, ヨーゼフ・シュトラウス:天体の音楽 他

[ 1378-020p ] The Vienna Philharmonic Orchestra Conductor Willi Boskovsky – Vienna Carnival


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商品コード: 1378-020p

作品名:ウィーンの謝肉祭/J.シュトラウス2世:ハンガリー万歳Op.332, ヨーゼフ・シュトラウス:天体の音楽Op.235, J.シュトラウス2世:山賊のギャロップOp.378, 同:芸術家の生活Op.316 | 同:雷鳴と稲妻Op.324, 同:朝の新聞Op.279, ヨーゼフ・シュトラウス:おしゃべりなかわいい口Op.245, 同:わが人生は愛と喜びOp.263
演奏者:W.ボスコフスキー指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 2163
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A : 軽度のシワあり
キズ情報:B面8時に極小~小~極小20回出る小スレ
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル】---大デッカ溝ED1(中期), グルーヴガード厚, スタンパー/マトリクス:ZAL-4508-1E/ZAL-4509-2E , 1959年頃の製造分(ステレオ最古)
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), ジャケ裏年号:10-59, ⓅⒸなし(ステレオ最古)
トピックス:1958年9月9-10日ウィーン・ the Sofiensaal, Vienna・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:James Brown, プロデューサー:John Culshaw, 編集/カッティングマスター:Stanley Goodall, 1959年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年10月DECCA:LXT 5535/SXL 2163(当装丁)にて初リリース, これは1959年頃製造のステレオ・オリジナル盤がオリジナルジャケットに入るステレオ・オリジナル, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:ヴィリー・ボスコフスキー( 1909 - 1991)はご存じ、オーストリア・ウィーン生まれのヴァイオリニスト、指揮者。ヴァイオリン奏法は完璧なウィーン流派であり、特にボウイング技術はウィーンのヴァイオリニストの中でも群を抜いていた。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めるかたわら、指揮活動も行った。ウィーンフィルのコンサートマスターから転じた指揮者は少なくないが、多くは他のオーケストラを地盤に活動しており、ボスコフスキーほど多くの録音や演奏会で古巣を振った例は他にいない。また、ヴァイオリニスト出身指揮者として両方で多数の録音を残した点でも稀有の存在である。1933年 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団入団、1949年 ヴォルフガング・シュナイダーハン のあとを受けて、第1コンサートマスター就任(1970年まで)。1955年1月1日 ニューイヤーコンサートに指揮者として初出演。1950~60年代のボスコフスキーはオーストリアでは大統領に次ぐステータスを誇っていたと言われた。特にヨーロッパ中にテレビ中継が開始された年には「一夜にしてスーパースターになった」とまで評された。ヨハン・シュトラウス2世に倣って、ヴァイオリンを弾きながら、時折弓を振りつつ指揮するやり方で、ヨハン・シュトラウス一家のワルツやポルカなどを演奏した。当時のDECCAではボスコフスキーのウィーン物は「作れば売れる」という状態だったと思われる。クレメンス・クラウスの弟子である。当時からクレメンス・クラウス、カラヤンの指揮での録音にはソロとして出演していた。このLPのタイトルは「ウィーンの謝肉祭・Vienna Carnival 」でウィーンpo.はボスコフスキーの時代となり、飛ぶ鳥を落とす勢いの黄金時代の録音の一つである。この録音のプロデューサーはジョン・カルショウ自ら行っており、ウィンナ・ワルツばかり8曲収録のLP。このあたりから1960年代前半までに発売されれたシュトラウス・ファミリーのLPで「ウィーン物はボスコフスキー」という固定化が決定した。以前のクレメンス・クラウス時代を知らない世代もステレオとの同時発売が手伝って、ボスコフスキー=シュトラウス・ファミリーという図式が完成したのである。1960年代中期頃まではモノラルとステレオの同時発売で、日本ではモノラルは無視された形であったが改めてモノラルで聴いてみると1959年のモノラルにはステレオにはない音楽的な悦楽が漂っていることに気が付くのである。ボスコフスキーは本来指揮者ではなく、コンマスである。大物指揮者が振った方が良いに決まっている。しかし、ものは試しとコンマスにヴァイオリンを指揮棒代わりにやらせてみたら拍手喝采の嵐となったというわけである。いとも簡単に弾き振りスタイルに騙された聴衆だが、DECCAも騙されたふりなのか、本当に騙されたのか知らないが、1980年頃までこの暫定スタイルが続いてしまった。クレメンス・クラウスの崇高な指揮からみれば子供だましに等しいが、売れたのだから良しとしたのである。重ねて書くがボスコフスキーはヴァイオリニストである。

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