商品コード:1378-035[DECCA] K.ミュンヒンガー/ シューベルト:交響曲9番D. 944「グレイト」

[ 1378-035 ] Schubert, Klassische Philharmonie Stuttgart, Karl Münchinger – Symphony No. 9 In C Major "The Great"


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商品コード: 1378-035

作品名:シューベルト:交響曲9番 ハ長調D. 944「グレイト」/ I. Andante - Allegro Ma Non Troppo-- II. Andante Con Moto-- | -- III. Scherzo - Allegro Vivace - Trio-- IV. Allegro Vivace
演奏者:K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト・クラシックpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6427
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:S : 美品!
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---大デッカ溝なしED3, グルーヴガード厚手, Ⓟ1969・6時, スタンパー/マトリクス:ZAL-9191-2W/ZAL-9192-2W (最古と思われる), 1969年頃の製造分・英DECCAプレス(最古・希少), ED1/ED2存在せず
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表コートペラ, ジャケ裏年号:なし(最古), ⓅなしⒸ1970, 折返表コートペラ・ジャケット存在せず
トピックス:【入荷の少ない希少タイトル!】---1969年5月12-14日ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州シュトゥットガルト行政管区・ルートヴィヒスブルクのルートヴィヒスブルク城( Schloss Ludwigsburg)でのステレオ録音, 録音技師:Martin Fouqué, プロデューサー:John Mordler, 編集/カッティングマスター:Harry Fisher, 1970年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年英DECCA:SXL 6427(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, ED3の入荷は少ない, 市場の大半がED4レーベル!, ミュンヒンガーのシューベルトは2・3・4・5・6・8・9番の録音(1955-1969年)があるがウィーンpo.とは2・3・4・5・6・8番で9番のみウィーンpo.ではないシュトゥットガルト・クラシックpo., マトリクスが2W/2Wの最古プレス, 内容は非常に良い!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★+

商品詳細:K.ミュンヒンガー指揮シュツットガルトpo.によるシューベルト:交響曲9番「グレイト」。SXL 6427なので、溝無し大デッカED3でオリジナル。ミュンヒンガーも'50年代のようなゴツゴツした所はすっかり影を潜め、滑らかなオケと穏やかな表情に徹している。以前のミュンヒンガーからは想像も出来ない程スムースな演奏で、尚且つ雄大なスケールは保たれている。十二分に推薦に値する内容。音質も大デッカの豊かな音はそのままだ。ミュンヒンガーはシューベルトを得意としており、全曲ではなかったが2・3・4・5・6・8・9番をDECCAに録音している。その内、ウィーンpo.とは2・3・4・5・6・8番と9番以外はウィーンpo.との共演となったが、9番のみシュトゥットガルト・クラシック・フィルハーモニーと録音。理由は不明だがシュトットガルトにあるシュトゥットガルト・クラシック・フィルハーモニーとの共演。聴き慣れない団体で、シュトゥットガルト室内管弦楽団とは別の団体。指揮者であるフリーダー・ベルニウスが設立した団体らしい。シュトゥットガルト室内合唱団と一体となった団体で声楽作品を得意とするようである。ミュンヒンガーは自身が創設したシュトゥットガルト室内管弦楽団よりシュトゥットガルト・クラシック・フィルハーモニーの方が当LPの録音には最適であると判断したのだろう。こちらも他のシューベルト:交響曲録音と大きな違いは感じない。ドイツ的にきっちりと、整列した演奏であり、ドイツ的なスタイルである点は確かである。しかしそこには流麗さや、しなやかさも感じられる。シュトゥットガルト室内管弦楽団ほどの硬さはなく、むしろウィーンpo.より穏やかで優し気な表情さえ感じる。唯一違いがあるとすればそれは気品だろう。片や歴史ある世界のウィーンpo.である。それも考えるとシュトゥットガルト・クラシック・フィルハーモニーはなかなかよく出来たオケであるといえる。この「グレイト」にはミュンヒンガーらしい古いドイツ的な堅苦しさが微塵もなく、よく出来た演奏である。特に推薦したい。全てウィーンpo.ではなく正解だったかも知れない。シュトゥットガルトには2つの素晴らしいオーケストラが存在することが世界に発信された。

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