商品コード:1378-036[DECCA] A.ペパン(fl)/ バロックFlソナタ集/ルイエ, ゴーティエ , ヘンデル, テレマン, ヴィンチ, ヴラヴェ
商品コード: 1378-036
商品詳細:当社初入荷の希少な番号。DECCAでは珍しいフルートを中心にした室内楽作品集。フルートのアンドレ・ペパン(1909-1985)はフランス出身のフルーティストで、パリ国際室内楽コンクールで第3位、ルーマニア国際フルート・コンクールで第2位、日本フルート・コンベンションでは第1位を受賞している。フランスのトロワ市立音楽院講師を経て、洗足学園音楽大学、上野学園大学・短期大学で非常勤講師を務めている。当初カール・ミュンヒンガー率いるシュトットガルト室内o.で首席フルート奏者を務めた後、エルネスト・アンセルメのスイス・ロマンドo.に移籍。ここでもで首席フルート奏者として活動した。ミュンヒンガー指揮シュトットガルト室内o.で録音されたバッハ管弦楽組曲2番ではフルート・ソロを担当した。またアンセルメ指揮スイス・ロマンドo.では多くの録音にフルート・ソリストとして参加している。ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲などが知られる。自身が中心となる協奏曲録音はE.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo.とのモーツァルト:Fl協奏曲K.314が存在する。またミュンヒンガー指揮シュトットガルト室内o.で全曲録音されたブランデンブルグ協奏曲の2番でソロを担当している。しかし室内楽録音はこれまでなかった。今回の入荷でアンドレ・ペパン初の室内楽録音が判明した。バロック期フルート・ソナタ作品6曲全てでソロを担当。チェンバロはなんと指揮者のレイモンド・レッパードという大物が参加。通奏低音としてチェロにクロード・ヴィアラ(チェコ人と思われる)。3人で有名無名のバロック期フルート・ソナタを演奏。この番号は当社30年の営業の中でも今回始めて入荷した極めて珍しい1枚である。ペパンの音色は同じフランス人のランパルとは正反対の渋い暗めの音色を持つ。表現も純朴で派手さとは全くの無縁。ペパンは1940年代からSP録音もある古参級の奏者である。華やかなソリストというより、オケの要のような職人気質のフルート奏者である。人生に一度だけ表舞台に立ったような録音といえる。しかし実に落ち着いて抑制の効いた音を出している。ドイツ/スイス系のフルート奏者に近い印象。全体に渋い印象のフルート・ソナタ集である。音質は良く超が付希少タイトル!
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