商品コード:1378-043[DECCA] W.ボスコフスキー/ 1972ニュー・イヤー・コンサート/J.シュトラウス2世:百発百中, アンネン・ポルカ 他
商品コード: 1378-043
商品詳細:1972年元旦のニューイヤーコンサート。但し録音は数ヶ月前。恒例のニューイヤーコンサートは、1939年から始まり、1955年~1979年まで、ボスコフスキーが担当。ウィーンの申し子のような彼には適役だったに違いない。ボスコフスキーは弦楽奏者でありながら長年それとは別のニューイヤーコンサートの指揮という大役を担った。リハーサル等考えると、ウィーンpo.の音楽家達は、本当に忙しかった。普段、クラシックを聴かない人々も楽しませるわけだから、さぞや、選曲は大変だったろう。その甲斐あってか、毎年、実に見事な仕上がりだ。1966年頃からニューイヤー・コンサートとしてのLPは発売されていたものの、タイトルはそれぞれバラバラで○年用ニューイヤー・コンサート--という記載はなかった。1970年分からジャケットに New Year's Concert 19** とのタイトルが付くようになる。ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの歴史は古く、1939年大晦日のにクレメンス・クラウスの指揮により初めて開催された。第2回は1941年の1月1日の正午(CET)に開催された。1986年までに登場した指揮者はクレメンス・クラウス(1939(大晦日)、1941-1945、1948-1954。計14回)、ヨーゼフ・クリップス(1946-1947。計2回)、ウィリー・ボスコフスキー(1955-1979。計25回)、ロリン・マゼール(1980-1986等)の全部で4人に過ぎないが、1987年のカラヤン以降は、同じ指揮者が2年連続して指揮することはなくなった。テレビ放送は1959年より開始された。1969年よりカラー放送となる。録音はモノラル期はクレメンス・クラウス指揮のものが1954年頃から数年分存在するが何年のための物かはっきりしない場合が多い。また数か月前のスタジオ録音を使っていた。ジャケットにニューイヤー・コンサート19**年と書かれたLPは1970年用が最初である。また録音は本当の当年1月1日に行われた録音ではないと思われる。本当の元日のライヴ演奏が収録されたLPは1980年代に入ってからと思われる。従ってこれらDECCAのニューイヤー・コンサートと付いたLPはニューイヤー・コンサートの疑似体験をしてもらうための事前の録音であり、実際の元日の録音ではない。1980年からはロリン・マゼールに引き継がれた為発売レーベルは自動的にDECCA→DGGに移った。これは1972年用と思われるニュー・イヤー・コンサートLPで、タイトルに「Welcome The New Year」と記載が有るが1972年の記載はない。前後の発売から1972年用と判断した。
W.ボスコフスキーの在庫一覧へ









