商品コード:1378-047[DECCA] C.カーゾン(pf) / シューベルト:Pfソナタ21番D.96, 4つの即興曲D.935~第2番

[ 1378-047 ] Schubert, Clifford Curzon – Sonata In B Flat, Op. Posth. Impromptu Op. 142 No. 2


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商品コード: 1378-047

作品名:シューベルト:Pfソナタ21番 Op.Posth D.960, --1.Molto Moderato--2.Andante Sostenuto-- | --3.Scherzo Allegro Vivace Con Delicatessa--4. Allegro Ma Non Troppo, 4つの即興曲Op.142 D.935~第2番 変イ長調Op.142-2
演奏者:C.カーゾン(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6580
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---小デッカED4, グルーヴガード厚, Ⓟ1973, スタンパー/マトリクス:ZAL 11778-5W/ZAL 11779-4W(最古または近い), 1973年頃の製造分・英DECCAプレス(最古), ED1/ED2/ED3レーベル存在せず
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表コートペラ, ジャケ裏年号:なし(最古), ⓅⒸ1973, 折返表コートペラ・ジャケット存在せず
トピックス:1972年9月英国オールドバラ・スネイプ・モールティングスでのステレオ録音, 録音詳細不明, 1973年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年英DECCA:SXL 6580(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, Op.142-2は 1952年12月9-11日に旧モノラル録音あり, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:シューベルトの遺作ソナタは実に美しい曲である。デリカシーを演奏者に求める曲だろう。カーゾンは繊細さとダイナミズムを併せ持った名手中の名手。SXLの効果もあり、濁りの無い澄んだ音色と粒立ちのはっきりしたクリアーなタッチで、情感のみに頼らない構成のしっかりした演奏で、安心して聴ける。フォルテでもまったく音割れの心配のないSXLの力はさすがだ。甘さだけでは耐え切れない大曲だけに、彼の実力が存分に光る。よく聴くと、カーゾンの唄声が聴こえる。録音は1972年9月に英国オールドバラ・スネイプ・モールティングスで行われた。この会場はオールドバラ音楽祭に使用される建物で、19世紀に建てられたイーストアングリア最大の麦芽製造所を改造して、スネイプ・モルティングスと呼ばれる大規模なホールの建設が始まった。1967年6月2日、第20回音楽祭の開催に合わせて、女王エリザベス2世列席のもと、こけら落としが行われた。2年後の1969年の音楽祭初日にスネイプ・モルティングスは火災により焼失したが、翌年に再建され、再び女王の列席のもと開催式典が行われた。オールドバラ音楽祭は通常6月に開催されるが、この録音は9月に行われている。情報が正しければ、オールドバラ音楽祭での録音ではなく音楽祭終了後に単独での録音ということになる。スネイプ・モールティングスで録音されたことは間違いない。但し録音技師などは不明。カーゾンはDECCAのシューベルトのソナタ17番や即興曲全8曲も録音していて、シューベルトは決して苦手な作品ではない。演奏はドイツ系のピアニストは大きく異なり、ロマンティシズムを排した清冽な仕上がり。まるで誇張の無い誠実な演奏である。あっさりと淡泊、よく言えば端正な演奏である。カーゾンは、レコーディングが嫌いな割には多数の録音がDECCAに残されている。ドイツ・ロマン派作品が苦手な方はカーゾンの演奏なら聴けると思われる。

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