商品コード:1378-058[DECCA] A.d.ラローチャ(pf) / ファリャ:4つのスペイン小品, 三角帽子~3つの踊り, ベティカ幻想曲, 恋は魔術師

[ 1378-058 ] Falla, Alicia De Larrocha ‎– Piano Music


通常価格:¥ 4,400 (税込)

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商品コード: 1378-058

作品名:ファリャ:4つのスペイン小品(全4曲)--1.アラゴネーサ--2.クバーナ--3.モンタニェ--4.アンダルーサ, ベティカ幻想曲(アンダルーサ幻想曲) | バレエ音楽「三角帽子」~3つの踊り(ピアノ編曲版・全3曲)--1.近所の人たちの踊り--2.近所の人たちの踊り--3.粉屋の女房の踊り--粉ひき女の踊り, ピアノ組曲「恋は魔術師」(ピアノ編曲版・全5曲)~ 1.パントマイム--:2.情景 - 狐火の歌--幽霊 - 3.恐怖の踊り--4.魔法の輪 漁師のロマンス--5.真夜中 - 火祭りの踊り
演奏者:A.d.ラローチャ(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6683
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---小デッカED4, グルーヴガード厚, Ⓟ1974(2時), スタンパー/マトリクス:ZZAL-13207-5G/ZAL-12793-2W, 1974年頃の製造分・英DECCAプレス(最古)
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表コートペラ, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸ1974(最古), 折返表コートペラ・ジャケット存在せず
トピックス:1973年6月ロンドン・Kingsway Hall・でのステレオ録音, 録音技師:Philip Wade, プロデューサー:Michael Woolcock, カッティング技師:Ted Burkett(Decca Studios・イニシャルG), B面はイニシャルWのHarry Fisherのカッティング担当だが当初は両面Ted Burkettの担当だったと思われる(4G/4Gあり・1974年内に変更された), 1974年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年英DECCA:SXL 6683(当装丁・マトリクスが4G/4G)にて初リリースと思われる→4G/1Wに変更される→これは同じ1974年製造分だがマトリクスが5G/2Wの後期分と思われる(再版ではない), ラローチャのスペイン物は当所から人気が高くプレスは多かったと思われる, マトリクス1G/1Gは存在しないと思われる・4G/4Gが存在したことはわかっている(4G/4Gより古いマトリクスが存在する可能性は低い), 内容は大変良い, 大推薦!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+ レアではないため安価!

商品詳細:アリシア・デ・ラローチャ( 1923- 2009)はスペインのピアニストで、20世紀を代表するピアニストの一人。スペイン・ピアノ界の長老として幼少期から約70年にわたって長いキャリアを誇っていた。19世紀から20世紀のスペインのピアノ曲の専門家として一般的には有名だが、手が小さく8度しか届かない中で美しく照り輝く音色と正確な演奏技巧、音楽の自然な呼吸と安定感ある曲の運びによって、モーツァルトやショパン、シューベルト、シューマン、ラフマニノフにも優れた解釈を示した。10代後半で米国DECCAに録音をスタート、1950年代後期~1960年代後期まで地元スペインのHISPAVOXに多くの録音を残し、それがフランスERATOプレスなどを通じて世界に広がり名声を博した。スペイン物はラローチャの独壇場であるが、バッハ、モーツァルトでさえ、'70年代最高レベルの演奏を聴かせてくれる彼女は、まさに天才的ピアニスト。これは1973年録音のファリャ・ピアノ作品集。元々スペインの曲はこんなにも上品ではない、もっと泥臭い野生の香りのする音楽のはずである。しかし、そこは女性であるラローチャの美意識が働いたのだろう。作曲者の意図を反映しつつ浄化され、骨太だった骨格は絹の衣を纏い、血の滴る口元はワインに替えて、誰の耳にも親しめるようにした力は大きい。我々が快く耳にしているのも彼女のフィルターを通っているのだ。「三角帽子」、「恋は魔術師」共にバレエ音楽の管弦楽曲である。本来のバレエ音楽、更にファリャ自身が編曲した管弦楽組曲がある。そして知られていないがファリャ自身が編曲したピアノ組曲も存在する。ここでは作曲家自身の手によるピアノ独奏版であり、オリジナルのピアノ曲と言っても過言ではない。決して勝手なピアノ編曲ではない。「三角帽子」では バレエ音楽「三角帽子」~3つの踊りというタイトルで3曲のピアノ編曲版の楽譜も出ている。「恋は魔術師」ではピアノ組曲「恋は魔術師」(ピアノ編曲版・全5曲)である。当時まだ殆ど演奏されてなかったこのピアノ編曲版をラローチャはB面で大胆に披露し、ピアノ・ソロでもこれら名曲が愉しめる事を知らしめた。他のピニストでもスペイン・ピアノ曲集などの中に1~2曲滑り込ませることはあるが、体系的に演奏したのはラローチャが最初かもしれない。バッハやモーツァルト等でも素晴らしい演奏を録音した万能タイプのラローチャだが、やはり真骨頂はスペイン作品である点は言うまでもない。大作いエッセンスが詰め込まれた、これらピアノ編曲版を是非お薦めしたい。高額ではない!

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