商品コード:1377-008n[QUALITON] A.コチシュ(vn) / バッハ:無伴奏Vnパルティータ2番BWV.1004, 無伴奏Vnソナタ1番BWV.1001, イザイ
商品コード: 1377-008n
商品詳細:日本では注目度が低いが、東欧ではカール・ズスケを彷彿とさせる超一流のヴァイオリン奏者である。ピアニストのサボーが奥方。彼女とのデュオでバッハ/ブラームスのVnソナタも素晴らしかったが、これはモノラル期に入れた唯一のバッハ:無伴奏(2曲一枚のみで全曲は録音していない)。1963年またはそれ以前のモノラル録音。思い入れを極力排除した演奏だが、そこかしこに、彼いっぺんの情感を超えて、もっと深い所を感じさせてくれる希有な名演。アルベルト・コチシュ(1931-1995 )は、ハンガリー・ハトヴァン生まれのヴァイオリニストであり大学教師であった。コチシュは当初独学でヴァイオリンを学んだ。1946年からブダペストの音楽学校に通い、1955年にフェレンツ・リスト音楽アカデミーのディプロマを取得した。彼の最も重要な教師は、レオ・ヴァイナーとゾルタン・コダーイであった。卒業後はブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団に入団し、その後1975年までソンバトヘイ交響楽団に所属した。 1957年以降はヨーロッパやその他の国でソロリサイタルも行っている。 1968年以降は西ドイツを頻繁に訪れ、マスタークラスやオーケストラを指導し、オーケストラを設立した。1982年、カッセル音楽アカデミーの教授に任命された。ハンガリー国家賞を3回受賞。レコード・デビューは1961年にQUALITONからリリースされたパガニーニのVnとGt作品集(HLPM 1568)。当LPは1963年に発売された第2作でコチシュの名声を決定付けたものの、東側だけに留まった。1970年代に入りドイツChristophorusレーベルに3枚のLPを録音してから徐々に西側でも知られるようになる。圧倒的な実力を持ちながらも、西側に出ないと国際的に知られることはなかった。あのカール・ズスケでさえ、英国、フランスではほぼ無名のままなのである。これが現実!アルベルト・コチシュの名前は知る人ぞ知る大物ヴァイオリン奏者として留まるのかもしれない。
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