商品コード:1377-024[COLUMBIA] O.クレンペラー/ ハイドン:交響曲第88番「V字」Hob. I:88, 第104番「ロンドン」Hob. I:104

[ 1377-024 ] Haydn, Otto Klemperer, The New Philharmonia Orchestra – Symphonies No. 88 In G Major / No. 104 In D Major "London"


通常価格:¥ 1,650 (税込)

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商品コード: 1377-024

作品名:ハイドン:交響曲第88番 ト長調「V字」Hob. I:88 | 交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」Hob. I:104
演奏者:O.クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニアo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:SAX 2571
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/5
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面1時に極小~小89回出る1cmのスレ→5, 10時に極小で60回程度出るスレ
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル】---赤白SC音符, 6時にMade in Gt Britain, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:YAX 1198-2/YAX 1199-6 , 1965年製造分(ステレオ最古)
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---三方折返表コート厚紙, 2時に大ロゴstereo(ステレオ最古), ⓅなしⒸ1965, ジャケット裏年号:なし,
トピックス:1964年10月ロンドンでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1965年E.M.I.Records Limited (Controlled by Electric & Musical Industries Limired.) Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1931/SAX 2571(当装丁)にて初リリース, B/Sレーベルは存在しない, これは英国での初年度リリース分ステレオ・オリジナル, フランスでは1965年仏COLUMBIA:FCX 1040/SAXF 1040にて初リリース→CCA 1040,

商品詳細:1964年の録音なのでSAX番号は赤白SC音符レーベルから始まる。クレンペラーの重厚なオケは、ハイドンの後期の交響曲に一種の重さを付加し、他の指揮者では出せない格調の高さを生み出す。クレンペラーのハイドンは全8曲あり(1960~71年)。ハイドンの交響曲は軽すぎると曲そのもの価値まで軽くなるような気がする。この大陸的なゆったりした時間の流れが丁度良い。クレンペラーのハイドンは1960年から始まった為、当初は英COLUMBIAレーベルだったが、1960年代後期~His Masters Voiceレーベルにまたがり88・92・95・98・100・101・102・104番(1960-71年録音)の8曲を録音して終了した。8曲は予想より多くないだろうか?当88/104番は1964年10月にロンドンで録音された2曲。ハイドンのような曲こそ指揮者次第で面白くも凡庸にもなる作品だろう。クレンペラーが8曲も録音したこと自体驚きだが、やはりクレンペラーの演奏にはクレンペラーならではの拘りがあり、凡庸とは正反対のものになっている。1970年代以降、古楽器グループがついにはハイドンの交響曲まで古楽器で演奏するようになり、クレンペラーのスタイルは古めかしいタイプとなってしまった。しかしハイドンではクレンペラーも考えて演奏していて、巧な躍動感を持たせつつの風格を備えたものである。1970年以降、完全に絶滅したスタイルだが、クレンペラーファンにはなくてはならない録音である。或いはハイドン作品が軽薄になり過ぎたと感じる方には単なる懐古趣味を超えた本物が待っている。ベートーヴェンやブラームスとは異なるスタンスで前期古典派の音楽を提示してくれる。

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