商品コード:1377-040b[COLUMBIA] ハンガリーQt. / ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集vol.7/弦楽四重奏曲12, 16番

[ 1377-040b ] Beethoven, The Hungarian Quartet – The String Quartets Volume Seven


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商品コード: 1377-040b

作品名:ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集-7/弦楽四重奏曲12番Op.127-- 1.Maestoso - Allegro--2. Adagio, Ma Non Troppo E molto Cantabile--3.Scherzando Vivace-- | --4.Finale, 弦楽四重奏曲16番Op.135
演奏者:ハンガリーQt.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:33CX 1272
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 10時に一部剥がれあり・補修済
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオ第2版】---紺/金ツヤ音符段付, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:XAX 515-1N/XAX 516-1N , 1956年頃の製造分
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), ⓅⒸなし(最古)
トピックス:1953年9月9-10・28日・パリ・Studio Magellan, Parisでのモノラル録音, 録音技師:Paul Vavasseur, プロデューサー: Norbert Gamsohn, 英国では1955年頃Columbia Graphophone Company Ltd.によりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1272(紺/金ツヤ音符中溝レーベル・グルーヴガード厚手盤・当ジャケット入り)にて初リリース→1956年紺/金ツヤ音符段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・当ジャケット入り(当アイテム)に変更, これは英国での1年遅れのリリース分第2版(同一マスターにつき音質差はほぼないと思われる), フランスでは1955年仏COLUMBIA:FCX 246(紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤・折返紙ペラジャケット入り・または箱入り・Vol. 7)にて初リリース, 初回録音時のメンバー:Violin -Zoltan Szekely, Alexandre Moskowsky, Viola – Denes Koromzay, Cello – Vilmos Palotai, 英国での全貌は1954年頃から1957年までで英COLUMBIA:33CX 1168/1172/1191/1203/1236/1254/1272/1405/1442/1460のバラ10枚で初リリース, フランスでの箱の全貌は1955年仏COLUMBIA:Volume I:FCX 240-2/Volume Ⅱ:FCX 243-5/Volume Ⅲ:FCX 246-9でシングル・ジャケットがさらに箱入り・楽譜付きの全3巻で初リリース, これはシリーズVol.7, 英国盤のバラセットを作る予定はない, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:モノラル期、ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集の中でも極めて貴重な位置を占める録音。ブダペストQt.ほど渋すぎず、アマデウスQt.ほど軽くなく、ベートーヴェンらしい哲学性とQt.との調和をうまくバランスさせた決定盤。哲学性と音楽性の両方を追求して完全なる完成を見たスタイル。ステレオ期にも全曲録音があるが、まったく風情が異なる。モノラル期のトップ3と信じる内容!英国では2種類のデザインが色違いジャケット入りのバラ全10枚で発売され、揃えることは近年困難に近くなってきた。フランス盤は箱入りが存在するが英国盤は全てバラで集めるしかないので入荷順に単売となる。1954年頃から1957年頃までに順次リリースされた。英国オリジナル盤がセット販売されることは今後あり得ない。レコード番号は飛び飛びだが幸いにもジャケットにVolume番号が付いているので解かりやすい。ハンガリー四重奏団はシャーンドル・ヴェーグによって1935年にブダペストで結成された団体。2年後にバルトークと親しかったヴァイオリニストのゾルターン・セーケイが加わると、セーケイが第1ヴァイオリン、ヴェーグが第2ヴァイオリンとなり、ソリストとして名の知れたヴァイオリニスト2人を擁する体制となる。第2次大戦の為、1940年に活動拠点をオランダに移すことになると、ヴェーグは故国ハンガリーに残る道を選んで退団し、リスト音楽院の教授となる一方、自らの名を冠したヴェーグ四重奏団を結成して活動を開始、ハンガリー四重奏団は戦後は拠点を米国に移し、セーケイの強力なリーダーシップのもと、1972年まで国際的に活躍することとなる。米国に移ってもハンガリーのスタイルを堅持し、1950年代にあって、セーケイの第1Vn優位の欧州タイプの団体として、その地位を強固なものにした。同時期の団体の録音と比較すればいかにハンガリー四重奏団の演奏が戦後の新古典的様式を如実に反映した緊密な演奏を基本とするも、柔軟で歌心に富みつつ精度の高いものであったか理解されるだろう。英国盤の柔らかい音質で聴けばその傾向ははっきりと理解されるはずである。モノラルとしては音質は上々といえる。フランスでは1955年頃連番で同時に纏まって発売されたが、英国では3年と言う時間を掛けてぽつぽつと発売された。理由は、1枚ずつ確実に集めてもらうような消費者目線を重視しての発売だったのかもしれない。1950年代当時LPはそれほど高価な物であった。今の価格の方がずっと安価なバランスであるといえる。

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