商品コード:1377-041[COLUMBIA] C.ローゼン(pf) / シューマン:Pf作品集/ダヴィッド同盟舞曲集Op.6, 謝肉祭Op.9

[ 1377-041 ] Schumann, Charles Rosen – Davidsbündertänze, Op. 6 / Carnival Op. 9


通常価格:¥ 5,500 (税込)

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商品コード: 1377-041

作品名:シューマン:Pf作品集/ダヴィッド同盟舞曲集Op.6(全18曲) | 謝肉祭Op.9(全20曲)
演奏者:C.ローゼン(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:33CX 1878
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのモノラル・オリジナル】---赤白SC音符, グルーヴガード厚手, Ⓟ1963, スタンパー/マトリクス:LC 3869 A-1N/LC 3869 B-1N , 1964年頃の製造分(英国モノラル最古), 紺/金ツヤ音符レーベル存在せず
ジャケット:【英国でのモノラル・オリジナル】---三方折返表コート厚紙, Ⓟ1963Ⓒなし, ジャケット裏年号:なし(モノラル最古)
トピックス:【初入荷の希少タイトル!】---1963年頃米国でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー: Jane Friedmann, 米国では1963年Epic Recordsによりコピーライト登録・同年EPIC:BC 1269/LC 3869にては初リリース, 英国では1964年英COLUMBIAからモノラル:33CX 1878(当装丁)/ステレオ:SAX 2522(B/S段なしレーベル・希少)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分モノラル・オリジナル, 当社初入荷の希少タイトル, 個性的スタいるのシューマン!ローゼンは1983年頃デジタル3枚組で蘭ETCETERAにシューマンPf傑作集を録音している・ETC 3001, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:チャールズ・ローゼン(1927-2012)はニューヨーク市の生まれ。ジュリアード音楽院に進学するも、中退してフランツ・リストの高弟だったモリッツ・ローゼンタールの教えを受けた。また、名手ヨーゼフ・ホフマンから最も大きな影響を受けたというヴィルトゥオーゾ・スタイルのピアノを習得したピアニストである。ゴドフスキーやローゼンタール、タウジヒなどの編曲ものを取り上げるあたりにも、そうした趣向が表れている。ローゼンは1951年にプリンストン大学でフランス文学の博士号を取得し、ニューヨーク州立大学、オクスフォード大学、ハーバード大学、シカゴ大学、マサチューセッツ工科大学等でフランス語を教える傍らピアニストとしての活動を継続した。エリオット・カーターの作品の擁護者でもあり、1980年にはカーターから「ナイト・ファンタジー」を献呈されている。しかしローゼンの演奏そのものは、楽譜情報を重視する客観的なもので、バッハのゴルトベルク変奏曲やフーガの技法などでは、対位法的情報処理の鮮やかさや装飾への配慮を印象付る見事なバランスの演奏を聴かせており、ベートーヴェンやリスト、ショパンと言った作品でも、それぞれのスタイルにふさわしい音楽に仕上げる優等生タイプ。バッハ弾きでありながら近現代曲を得意とするピアニストである。これらは1963年頃の米国EPIC録音で欧州では各国COLUMBIAから発売された。1960年代初頭米国ではドビュッシーのピアノ作品はさほど演奏されておらず、この録音が一つの見本となったことだろう。著述家、音楽学者としても大きな活動を見せたローゼンの演奏はこれらの作品の第一人者だったはずである。ローゼンはこれまでに『シェーンベルク』、『ソナタ諸形式』、『ピアノ・ノート』、『ベートーヴェンを“読む"』、『音楽と感情』、『古典派音楽の様式』など多岐に渡る音楽書籍を上梓している文学の博士号を持つ学者である。同時にピアニストとして演奏活動も行う、多方面に才能を発揮する天才型の人格であった。1978年には「ディアベリ変奏曲」を録音し、グラミー賞にノミネートされている。文芸方面でも、1974年にはアメリカ芸術文学アカデミーの会員に任命された。研究者、演奏者としてのキャリアを見事に両立させた、驚くべき生涯である。博学な天才が演奏した事実に触れること自体に意義を感じる。稀代の研究者・演奏家の生涯に触れる一端として貴重な録音。演奏は学研的すぎず、鑑賞としても十分に値する。どれも技巧的作品でローゼンの類稀な切れ味鋭い演奏が曲に命を吹き込む。近年知られるようになった米国のピアニスト!ローゼンは特に近現代作品に強く、ストラヴィンスキーやブーレーズ、カーターといった作曲家からも信頼されていたという、同時代音楽の紹介者としても知られていた。ヴィルトゥオーゾ・スタイルのピアノを習得したピアニストとして名を馳せた。これは特に珍しいドイツ・ロマン派作品。こういうジャンルの録音は極めて少ない。欧州系のピアニストのシューマンとは大きく異なる演奏。ある意味、都会風で洗練されたシューマン。なかなか聴けないスタイルのシューマン!ロマン派は苦手という方にお薦め!

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