商品コード:1376-004[Harmonia Mundi] G.レオンハルト(cemb) / バッハ:Cemb作品集/フランス組曲4番B.815, イギリス組曲3番B.808 他

[ 1376-004 ] Bach, Gustav Leonhardt – Französische Suite Nr.IV Es-dur Englische Suite Nr.III G-moll Partita Nr.II C-moll


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商品コード: 1376-004

作品名:バッハ:Cemb作品集/フランス組曲4番B.815, イギリス組曲3番B.808--Prélude--Allemande--Courante--Sarabande-- | --Gavotte I--Gavotte II--Gigue, パルティータ2番B.826
演奏者:G.レオンハルト(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:Harmonia Mundi
レコード番号:HM 34670
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---濃緑/銀土手, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:1Y 380/2Y 380(最古), 1966年頃製造分(最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---表コートペラ, 5時にGravure Universelle金シール, ⓅⒸなし, ジャケット番号:HM 30670(この組み合わせで正常)
トピックス:1965年頃オランダ・ユトレヒト州ブリューケレン・Haus Queekhoven, Breukelen・でのモノラル録音, 1966年頃 Deutsche Harmonia Mundiによりコピーライト登録・同年Harmonia Mundi:HM 30670(金/緑レーベル・グルーヴガード厚手盤・ツヤペラジャッケット入り)にて初リリース(このプレスは表面隆起の危険因子を含む)→1969年頃同一番号・クリームレーベルに変更され安全になる, フランスでは1966年頃仏Harmonia Mundi:HM 34670(当装丁・HM 30.670のジャケット番号)にて初リリースと思われる(当アイテム), 何方もステレオは存在しない, 使用楽器:1745年製J.D. Duelken(アントワープ)のコピー楽器で1962年製 Martin Skowronek制作, 高音質モノラル録音・モノラル・オーディオファイルプレス!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:グスタフ・レオンハルト(1928 - 2012)は現代のチェンバリストの中でも開拓者としての教祖的カリスマを持っている。'50年代から一貫してチェンバロを武器に音楽の流れを変えてしまった凄い男だ。映画「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」にも自らバッハ役で出演したほどであり、正に現代に生きるバッハの姿を示している。古楽器ブームの立役者としての存在も大きい。SEONシリーズに一連のバッハ録音があるが、これはそれに先立つ別録。曲ごとではないリサイタル盤を4枚録音していた。ここでは倍音の美しい古楽器を用い、模範となる美しい演奏。Harmonia Mundiにこのようなリサイタル風のバッハ録音のLPを数枚を残している。勿論ゴルトベルク変奏曲と平均律クラヴィーア曲集が最も有名。この時期のスタイルはあまりテンポを揺らさず、強弱をコントロールして輝かしい音を武器に圧倒的な強さを誇ったチェンバロ演奏の黄金時代の記録としてだけでなく、表現力の弱い楽器の代表格であるチェンバロの可能性を広げた第一任者としての1960年代を楽しんでみるのもバッハ好きには悪くないだろう。SEON時代とは別人のように正確無比な演奏。その比較も面白いと思われる。1960年中期までのHarmonia Mundiはモノラルが主体であった。残した録音は膨大で時期によりスタイルが大きく変わる。Harmonia Mundi時代は比較的初期であり、テンポは一定で楷書的な表情を持っていた時期である。その後1970年代にPHILIPSに移籍し、かなりテンポを揺らすスタイルに変化する。何方もレオンハルトであるが、1960年代はまだチェンバロ、特に古楽器演奏は今日程盛んではなく、まだまだモダン・チェンバロが活躍した時代であった。そいう点でレオンハルトは孤高の先駆者である。2011年末までリサイタルを行い、その僅か1か月後に亡くなるという「生涯現役」を体現した音楽家であった。入手の難易度という点で、1960年代中期にHarmonia Mundiの残した数枚のバッハ:Cemb作品集は入手の難しい1枚である。早いものでレオンハルトが亡くなり13年が経過した。近年ではヴェルレなどの新世代の奏者が人気だが、先駆者レオンハルトの存在感は聴いてみれば自然と感じられるものがある。1980年、レオンハルトとアーノンクールは文化のノーベル賞とも言われるオランダのエラスムス賞を共同受賞した。

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