商品コード:1376-038p[ERATO] フランス管楽五重奏団/ ジョリヴェ:セレナーテ(木管五重奏曲), フランセ:木管五重奏曲1番

[ 1376-038p ] Jolivet - Jean Françaix - Quintette À Vent Français ‎– Serenade - Quintette


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商品コード: 1376-038p

作品名:ジョリヴェ:セレナーテ(木管五重奏曲)--1.Præludio e Canzona--2.Allegro Trépidante--3.Andante Malinconico--4.Con Allegria | フランセ:木管五重奏曲1番-- I. Andante tranquillo-- II. Presto-- III. Theme and Variations: Andante - L'istesso tempo - Andantino con moto - Lento - Vivo - Andante-- IV. Tempo di marcia francese
演奏者:フランス管楽五重奏団/P.ピエルロ(ob), J.P.ランパル(fl), J.ランスロ(cl), P.オンニュ(fg), G.クルシエ(hr)
プレス国:フランス, France
レーベル:ERATO
レコード番号:LDE 3105
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---緑白竪琴中溝, フラット重量, 9時にMade in France, スタンパー/マトリクス:LDE 3105 A1/LDE 3105 B4, 1958年頃の製造分(モノラル最古)
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---折返表コートペラ, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸ)な
トピックス:1958年頃パリでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1958年頃モノラル:LDE 3105(当装丁)にて初リリース, 1959年頃ステレオ:STE 50024(未入荷・詳細不明)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分モノラル・オリジナル, ジョリヴェが1945年作/フランセが1948年作のフランス近代2曲(何方も木管五重奏曲)の当時フランス最高の木管メンバーたちによる録音, ステレオは存在することだけが確認された・入荷はない

商品詳細:木管によるフランス近代作品2曲、いずれもOb・Fl・Cl・Fg・Hrによる五重奏。ドイツ系作品とまったく印象を異にするフランス的作品である。同じ管楽器を使っても、ここまで雰囲気が変わってしまうとは。フランス管楽五重奏団は当時のフランスを代表する名手揃い。彼らのお陰で多くの作品が現代まで埋もれずに語り継がれている。ジョリヴェは1945年、フランセは1948年の作品、2人とも戦後フランスを代表する作曲家。今後さらに評価は高まるだろう。アンドレ・ジョリヴェ( 1905 - 1974)はフランス・パリ生まれの作曲家、音楽教育者。様々な作曲技法を用いて、ラジカルな前衛音楽からポピュラーなCM音楽まで幅広い分野の作曲を行い、「音楽のジキルとハイド」と揶揄されるほどであった。1934年メシアンらと「若きフランス(ジュヌ・フランス La Jeune France)」を立ち上げることになる。「セレナーデ」は木管五重奏のための作品でオーボエ、フルート、クラリネット、ファゴット、ホルンの室内楽である。この曲にはオーボエとピアノ版も存在し、中でもオーボエが主導的役割を果たす作品。また2台ギター編曲もあるらしい。「オーボエと木管四重奏のためのセレナーデ」という呼び方もあるようでやはりオーボエ・ソロの多いオーボエを主軸とした曲である。ジョリヴェの作品らしく自由な形式でいかにもな近代作品。近年は編曲も含め演奏されることが多いようである。ジャン・フランセ( 1912 - 1997)はジョリヴェの7年後のフランス・ル・マン生まれ。フランセは若い頃から洗練されたピアニストで、パリ音楽院ピアノ科では首席に輝いており、ソリストや伴奏者としての道を模索したこともあった。チェリストのモーリス・ジャンドロンとの共演が有名だが、ジャック・フェヴリエの代役として、フランシス・プーランクの『2台のピアノのための協奏曲』で作曲者自身とピアノを共演することもあった。モノラル期と重なり本人出演の録音もある。フランセは多産な作曲家であり、幅広い作曲様式によって200曲以上の作品を残した。「木管五重奏曲1番」は難曲としても知られ、名人級の奏者が揃わないと演奏できないらしい。それぞれの楽器に対し難易度が高く素早いパッセージを用意している。木管奏者には興味深い作品といえる。フランセは木管を使った室内楽を多く作曲している。前衛性が高く、どこかコミカルなフランセのスタイルを凝縮したような作品。まとまりない序奏から始まって、半音を駆使した波のようなメロディーが反復されるが最終的に一つの音楽になってゆく不思議さ全開の作品。ロマン派作品とは根本的に異なる音楽なのだが、何故か憎めない面白さを感じる曲。

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