商品コード:1376-062[ERATO] F.ロデオン(vc)/ ショパン:「悪魔ロベール」の主題による大ニ重奏曲, VcソナタOp.65, 華麗なポロネーズOp.3
商品コード: 1376-062
商品詳細:チェリスト、フレデリック・ロデオン(1952-)はパリの生まれ。アルベール・テタールにチェロの手ほどきを受けた後、パリ音楽院でアンドレ・ナヴァラにチェロ、ジャン・ユボーに室内楽を学ぶ。1969年にチェロ科の、1970年に室内楽のそれぞれプルミエ・プリを得てパリ音楽院を卒業した。1972年にはモーリス・マレシャル国際チェロ・コンクールで優勝し、1977年にはムスティスラフ・ロストロポーヴィチ・チェロ・コンクールでも優勝を飾った。1999年からはラジオ・フランスのコンサート番組のプロデューサー兼プレゼンターを任されるようになった。今はラジオパーソナリティとして有名らしい。演奏・音質とも1970年代フランスらしい第一級のLP!柔らかい音色でよく歌うチェロ。このような曲によく合う。録音が少ない曲だけにスタンダードとしても使える一枚。ピアノのデュシャーブルもいい仕事をしている。ショパンは比較的チェロとピアノのための作品を書いている。まずチェロ・ソナタOp.65は定番である。ショパンがピアノではなくチェロのための作品を書くきっかけはフランスのチェリスト、オーギュスト・フランショーム( 1808- 1884)との出会いにあったとされる。オーギュスト・フランショームは当時のフランスきってのチェロの名手であり、フェリックス・メンデルスゾーンが1831年にパリを訪れると親交を結び、フレデリック・ショパンとも親しくなった。そしてショパンはフランショームとの合作で「マイアベーアの「悪魔ロベール」の主題に基ずくVcとPfのための大ニ重奏曲」を仕上げた。またフランショームはショパンのチェロ・ソナタOp.65のチェロ・パートの手直しをしている。ショパンは「チェロ・ソナタ ト短調作品65」をフランショームに献呈した。またこれら以前に1829年にパトロンのアントニ・ヘンリク・ラジヴィウ親子のためにチェロとピアノのための室内楽曲である「序奏と華麗なるポロネーズOp.3」を作曲していた。元々ショパンはチェロの語法を知っていたようである。これは全てオリジナル曲で賄われたショパン:VcとPfのための作品集となっている。特に「マイアベーアの歌劇「悪魔ロベール」の主題に基ずくVcとPfのための大ニ重奏曲」はなかなか聴き応えのあるダイナミック名曲である。ピアノパートの凝りようも素晴らしく、自身のチェロ・ソナタに勝る華麗な大作である。当盤は入荷の少ない希少盤である、チェロ好きにはきっと満足いただける内容!
F.ロデオンの在庫一覧へ









