商品コード:1375-053p[DGG] B.ギンペル(vn)/ ブルッフ:Vn協奏曲1番Op.26, ラロ:スペイン交響曲Op.21

[ 1375-053p ] Lalo, Bronislav Gimpel, Münchner Philharmoniker, Fritz Rieger – Symphonie Espagnole d-moll op.21


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商品コード: 1375-053p

作品名:ブルッフ:Vn協奏曲1番Op.26, ラロ:スペイン交響曲Op.21-- 1. Allegro Non Troppo --2. Scherzando : Allegro Molto - Poco Piu Lento - Tempo I-- 3. Intermezzo: Allegro Non Troppo-- | --4. Andante--5. Rondo: Allegro Poco Piu Lento - Tempo I
演奏者:B.ギンペル(vn)F.リーガー指揮ミュンヘンpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:DGG
レコード番号:19 071
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面4時に極小3+小1回出る点→7
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---チューリップ>白LP33 1/3<, フラット重量, 1957年頃製造分
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---厚紙ボート, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし
トピックス:【フランス盤は入荷2度目の希少タイトル!】---1956年4月4-6日ドイツ・ミュンヘンでのモノラル録音, 録音詳細不明, ドイツでは1957年Deutsche Grammophon Gesellschaft mbHにてコピーライト登録・同年DGG:19 071 LPM(チェーリップALLE・▽M33・レーベル・フラット盤・糸縫見開中入紙・裏年号3/57のジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1957年仏DGG:19 071(当装丁)にて初リリース, フランス盤は入荷2度目の希少タイトル!, 英国では英DGG:19 071 DGMにて初リリース

商品詳細:ラロの「スペイン交響曲」の録音は多い。著名なヴァイオリン奏者ならほぼ100%録音している曲である。ヴァイオリン協奏曲なのに、なぜか「交響曲」と名付けられた作品で1875年の2月7日に、パリのコンセール・ポピュレールの演奏会で、パブロ・サラサーテ(1844~1908)の独奏で初演されて大成功を収め、サラサーテに献呈された。5つもの楽章から構成された長い曲で、3楽章が一般的な協奏曲とは異なっている。エドゥアルド・ラロ(1823~1892)はこの曲によって名声を得た。「スペイン交響曲」を聴く際にギンペルの名を上げる方はほとんどいないだろう。ギンペル自体、日本でそこまで人気の高いヴァイオリン奏者ではない。ブロニスワフ・ギンペル (1911-1979)は現在のウクライナ・リヴィウの生まれ。8歳でリヴォフ音楽院のモリッツ・ヴォルフシュタールに師事。1922年よりウィーン音楽院でローベルト・ポラックに師事。14歳でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と共演してゴルトマルクのヴァイオリン協奏曲を演奏する。翌年、イタリアで精力的な演奏旅行を行い、歴史的な大成功を収める。これによってヴィットーリオ・エマヌエーレ3世やピウス11世の御前演奏を披露したほか、パガニーニの墓前で演奏するべく招かれて、この伝説のヴィルトゥオーゾの愛器グァルネリを弾いた。その後ヨーロッパ各地や南米で演奏旅行を行った。1930年にベルリン高等音楽学校に在籍し、カール・フレッシュの薫陶を受ける。その後はソリストとして活動を続けながら、ケーニヒスベルクやイェーテボリに職を得た。1937年に渡米。第2次世界大戦が勃発した為ロサンジェルスに移り、ロサンジェルス・フィルハーモニックのコンサート・マスターに就任した。1942年から終戦まで米国陸軍に従軍してから、ヨーロッパで演奏活動を再開する。1963年には、ウワディスワフ・シュピルマンらとワルシャワ・ピアノ四重奏団を結成した。米国に帰化していた。1950年代初頭よりVOX中心に精力的な録音を行った。ギンペルは欧州系の端正かつ艶やかな音色を持つ。表情も繊細且つ上品で、よく香り立つ音を出す。これまで米国VOXで聴かれていた為か、ギンペルの本当の音が伝わっていなかったのではと思われる。大半がVOX音源でありDGG録音自体が珍しい。ギンペルはSP期からLP初期にそれまでSP時代のヴァイオリン奏者に共通した古風でロマンチックなスタイルをそのままLP録音に持ち込んだ、ノスタルジックな文脈で語られることの多い奏者である。近代スタイルがコレクションの中心となる方には興味が湧かないタイプの奏者である。1960年代には完全に絶滅したスタイルを堅持した古風な奏者。そのスペイン交響曲はパワーではなく、情緒的で華麗な弱音で語られる世界観を持つ演奏である。

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