商品コード:1374-001[PANTHEON] R.バルヒェット, W.ベー(vn)/F.ミルデ(ob) 他/ バッハ:2Vn協奏曲B.1043, Vn・Ob協奏曲BWV.1060R
商品コード: 1374-001
商品詳細:バルヒェットのバッハ:協奏曲録音は1955年頃VOXにヴァルター・ダヴィッソンと入れたPL 9150が名盤としてよく知られている。そして、そのVn協奏曲集とは別にチェンバロ:H.エルスナーと指揮者ロルフ・ラインハルトがチェンバロ協奏曲集を録音している。1955年発売のPL 9580という番号で、2Cemb協奏曲1番B.1060、Vn・Ob協奏曲B.1060R(原曲編成)、2Cemb協奏曲2番B.1061。この時のVn・Ob協奏曲B.1060RはW.ベー(vn)とF.ミルデ(ob)の二人がソリストである。当盤には、このPL 9580のVn・Ob協奏曲B.1060RがB面に入る。そしてA面には前述のダヴィッソン指揮のバッハ:2Vn協奏曲B.1043が入る。二つのLPから一曲ずつ抜粋してVOXではなくPANTHEONレーベルとして発売したのが当10インチ盤である。ただし、ジャケットには指揮者の名前がロルフ・ラインハルトしか記載がないため、ラインハルト指揮のB.1043の録音が別にあるのか調べたが実際には存在しない。そこでふと、レーベルを見るとA面にヴァルター・ダヴィッソン指揮としっかりと表記されていた。これで一見落着である。ラインハルトはチェンバロ協奏曲集の担当であったが、何故かB.1060だけ原曲のVn・Ob協奏曲編成で録音した事が混乱の大元だろう。実際は、指揮者の異なる2枚のLPから抜粋されて10インチにカップリングされたLPである。両面に共通するのはオケとVn奏者のヴィル・ベーだけである。元々の12インチが存在するためオリジナルとは言えないが、バルヒェットも出演していて1950年代のフランスPathéプレスで音質も非常に良い。Vnが絡むバッハの協奏曲の名盤の一つとして扱ってよいLPである。なお、Vn・Ob協奏曲B.1060はR.バルヒェット(vn))K.カルムス(ob)/K.レーデル指揮プロ・アルテ室内o.の1952年Ducretet Thomson録音が存在するが、そちらはかなりの高額盤となる。
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