商品コード:1374-004[Ducretet Thomson] A.フェルバー(pf) / ドビュッシー:前奏曲集~沈める寺, 花火 他

[ 1374-004 ] Debussy - Albert Ferber – Préludes Célèbres


通常価格:¥ 8,800 (税込)

¥ 8,800 (税込)      

商品コード: 1374-004

作品名:ドビュッシー:前奏曲集(全24曲~抜粋7曲)/第1巻~第10曲 沈める寺, 第2巻~第12曲 花火, 第2巻~第8曲水の精 | 第1巻~第5曲 アナカプリの丘, 第1巻~第8曲 亜麻色の髪の乙女, 第1巻~第7曲 西風の見たもの, 第1巻~第1曲 デルフィの舞姫
演奏者:A.フェルバー(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:255C 088
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの再版/抜粋盤の第2版】---黄白段付, グルーヴガード厚手, (P)なし, スタンパー/マトリクス:L1B/LM, 1960年頃製造分
ジャケット:【フランスでの再版/抜粋盤のオリジナル】---赤系折返両面コートペラ, Collection Classiques D'Hier et D'aujourd'huiの共通デザイン, ⓅⒸなし
トピックス:【入荷の少ない超希少タイトル!】---1953年6月パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, フランスでは1955年頃Ducretet Thomson:LA 1066-7(石像金輪深中溝れーべる・フラット重量盤・ロングアルバム背茶疑似皮貼)の10"・2枚組にて初リリース, 1958年頃7曲入りの抜粋盤が製作され:255C 088(黄白レーベル・フラット盤・赤系折返両面コートペラ・ジャケット入り)→1960年頃同一番号(黄白段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・赤系折返両面コートペラ・ジャケット入り)の当アイテムに変更, 抜粋盤でも入荷の少ない超希少タイトルである・金額的には安価!フェルバーは1953-6年の間にDucretet Thomsonにドビュッシーのピアノ作品全集を録音した・殆どが8"と10"発売, 超が付く希少盤! 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+ フェルバーはフォーレのT.ヴァランタンのようなドビュッシーの最初のスペシャリスト!:LA 1066-7で過去に盤質7は入荷なし・もしあれば60.000円は下らない

商品詳細:アルベルト・フェルバー(1911- 1987)はピアノ好きの方ならご存じだろう。スイス・ルツェルン生まれ。ルツェルンはドイツ語圏なのでアルベール・フェルベールではなく本来はアルベルト・フェルバーとなるが、フランスにいた間はDucretet Thomsonで活躍したので当然とアルベール・フェルベールと名乗っていたと思われる。彼は1960年代の英国に移住しSAGAなどの英国レーベルに録音を行っており、当然アルーベルツ・フェーバーになったはずである。移住の度に呼び方が変わる欧米は厄介である。アルベルト・フェルバー、アルベール・フェルベール、アルーベルツ・フェーバー、どれもその時々で正しいが統一が重要なので当社では出生国の呼び方であるアルベルト・フェルバーで統一する。尚、ネットなどではアルベール・フェルベールとされることが多いので注意!フェルバーはスイスでK.ライマーに学び、ザールでヴァルター・ギーゼキングに師事した。フランスでマルグリット・ロンの薫陶を受けた。セルゲイ・ラフマニノフのスイス滞在時に、ラフマニノフから助言をもらっている。1939年にはロンドンに渡り、ジェームズ・チンのピアノ学校で助手をしながら演奏活動を行うようになった。映画音楽方面でも仕事をし、アルバート・バル=スミス監督の"The Hangman Waits"や"Death in the Hand"等では音楽を担当し、ブライアン・デズモンド・ハースト監督の"The Mark of Cain"ではピアニスト役として出演した。1940年代には盛んに英国の指揮者やオケと共演。SP録音もある。LPでは1951年頃英DECCAの10"(LM 4544・シューマン:子供の情景Op.15/メンデルスゾーン:無言歌(6曲))に初めての録音を行った。その後Ducretet Thomsonに移籍し、ドビュッシー全集等の録音を残す。1957年頃までDucretet Thomsonに録音があった。1959年頃英SAGAに移籍。どうやら英国に移住したらしい。今となってはどれもお宝級のLPとなっている。前奏曲全集はシリーズ最初の1953年6月にパリでモノラル録音されて、LA ***で始まる初期番号で10"×2枚入りのアルバムで発売された。再版がないようで知る人ぞ知る録音。これまで聴いたどのドビュッシーより力の抜けた自然体であるとともに明瞭である。それでいてピアノの音には程よい倍音があり、一音で聴く人を魅了する力も持ったピアニスト。雰囲気で聴かせるタイプではなく、強烈なアタック音使い、ダイナミックで生命感溢れるスーパーピアニズムの持ち主。ティッサン・ヴァランタンのフォーレのようにドビュッシーでは他を寄せ付けない圧倒的な演奏をするも忘れられたピアニストである。古いプレスなのでこれまで盤質7以上の物は一度も入荷がなく、多少のノイズを受け入れて聴いていただくしかない。しかしキズの苦痛を忘れる程の幸福感を与えれくれる演奏であると断言できる。ドビュッシー:前奏曲集は全曲録音が1955年・LA 1066-7で出ているが非常に高額である。これは1958年頃そこから抜粋した抜粋盤(7曲)である。抜粋盤ですらかなりの希少盤!

A.フェルバーの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ

  ex-Twitter


 Facebook


 Instagram


official blog