商品コード:1374-030[VSM] G.プレートル/ チャイコフスキー:交響曲5番Op.64

[ 1374-030 ] Tchaikovsky - Georges Prêtre Conducting The New Philharmonia Orchestra ‎– Symphony No. 5


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商品コード: 1374-030

作品名:チャイコフスキー:交響曲5番Op.64/--第1楽章 Andante - Allegro Con Anima--第2楽章 Andante Cantabile, Con Alcuna Licenza-- | --第3楽章 Valse (Allegro Moderato)--第4楽章 Finale (Andante Maestoso - Allegro vivace)
演奏者:G.プレートル指揮ニュー・フィルハーモニアo.
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:ASDF 858
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面7時に極小9回出る点と小1回出る点, 2時に小3回出る点→6
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---白SCニッパー段なし大stéréo, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:2YEA 1037-21/2YEA 1038-21, 1965年頃の製造分Pathéプレス(仏ステレオ最古)
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---棒付薄手ボード(細目紙薄手・ツルツル表面), 小型金ステレオシール付, ⓅⒸなし
トピックス:1964年7月22日ロンドンでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 英国では1965年Electric & Musical Industries Ltd.によりコピーライト登録・同年His Master's Voice:ALP 2089/ASD 636(赤白SCニッパー・レーベル)で初リリース, 同1965年フランスではLes Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconiによりコピーライト登録・La Voix De Son Maître:FALP 858/ASDF 858(白SCニッパー段なし・大stéréoレーベル・薄手棒付きジャケ入り)で初リリース, これはフランス発売分のステレオ・オリジナル, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:英国録音の仏ステレオ初出。こういった場合、ASDよりASDFの方が圧倒的にすっきりしたステレオ効果が出ている。プレートルはフランス人だが、何故か英国録音が多い。温かみのある木管のソロが印象的な導入部からガツンと盛り上がり、金管が入ってくる山場でもソロ楽器一つ一つがはっきり手にとれるように解かる程、くっきり、すっきりとしたオーケストラ。ステレオならではのスタイルだ。これこそ仏プレスで聴きたい。指揮者、ジョルジュ・プレートル(1924-2017)は1924年仏生まれ、クリュイタンスの弟子。しばらく特定のポストを持たず、1946年から各国の名門オケの客演で活動していたが、1970年に突然パリ国立歌劇場の音楽監督となった。'60年代後半、19世紀生まれの古株の指揮者達が引退してゆく中、次第に注目を集めてきた。偏りの無いオールマイティな指揮者だが、やはりフランス作品は得意としている。1967年に新生改革して誕生したばかりのパリ管弦楽団で初代首席指揮者を務めたシャルル・ミュンシュ (在任・1967年 - 1968年)の在任期間中である1968年1月と2月のこのLPのための録音を行った。同年11月にはミュンシュが急逝してごたごたが起こり、11月以降だったら録音は出来なかっただろう。プーランクの代表作ばかりをパリ管弦楽団とタイムリーに録音した。チャイコフスキー:交響曲は1964年に初めて5番を録音した。アナログ期には4/6番の録音はない。EMIは僅か1年前の1963年に同じ曲をクレンペラー指揮同オケで録音したばかりであった。33CX 1854/SAX 2497で発売された。何故続けて5番ばかり録音を重ねたのか首を傾げる。プレートルの指揮はクレンペラーとは全く異なる。重厚ではないが、整然とした普遍的演奏で、いつ聴いてもチャイコフスキーはこういうものだと語るようである。クレンペラーの重厚な演奏は確かに良いが、それだけではないのも世の常だろう。

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