作品名：ドヴォルザーク:交響曲9番Op.95「新世界より」/ I. Adagio - Allegro Molto-- II. Largo-- | -- III. Scherzo (Molto Vivace)-- IV. Allegro Con Fuoco

レーベルタイプ：【フランスでのステレオ・第2版】---赤白SCニッパー段付, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:2YLA 1061 21E/2YLA 1062 21B (ASDF 151と同一), 1962年頃の製造分Pathéプレス

ジャケット：【フランスでのステレオ・第2版】---両面灰クロス紙(帯付き・帯の裏が解説), 丸型金ステレオシール付, ⓅⒸなし,

トピックス：【第2版であるが希少盤!】---1959年10月20-23日パリ・サルワグラムでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1960年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Parisによりコピーライト登録・同年La Voix De Son Maître:FALP 30058/ASDF 151(銀大ニッパー段付大STÉRÉOレーベル・棒付厚手ボード・ジャケット入り)にて初リリース→1962年頃ASDF 130058(赤白SCニッパー段付・両面灰クロス紙ジャケット入り)・当アイテム→CVPM 130058→2C 045-10605→TRI 33122と変遷する, これは1962年頃製造のステレオ・第2版, これでも非常に希少, 初回モノラル録音は全く同じオケと1957年12月9-11日パリでのスタジオ録音, 2回録音していることはあまり知られれていない, 第2版でも物凄いステレオ・オーディオファイルLP!, ASDF 151は近年60.000+税で出た, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★++

商品詳細：シルヴェストリ/フランス国立放送o.は2回録音していることはあまり知られていない。これは意外と知られていない事実。日本でもこの2つの録音はオケが全く同じことも原因で同一録音とされていたらしい。初回は1957年でモノラル録音、FALP459/ALP1550で1957-8年に発売された。多くの方がこのステレオ・バージョンが当録音だと思われている。それは誤りで2回目の1959年モノ/ステレオ録音のステレオが当盤である。FALP 30058/ASDF 151で発売された。英国ではモノ/ステレオ共に発売されず、仏プレスのみ存在。しかも、ステレオのプレスが極端に少なく、10万円近い価格になってしまった。演奏時間も2回目の方が約5分長い。初回は36分31秒に対し2回目は41分05秒である。この「新世界より」を初めて聴いた人はそのあまりにゆっくりしたテンポに驚くだろう。そのテンポのまま終楽章まで進む為、演奏時間が長い。しかし、冒頭のティンパニーが入るパッセージの異常とも思えるエネルギーは何だろう。導入部に一拍以上の間があるほど、その後の進行が電光石火の如く感じられる。その落差に聴いた人は驚き、これを快演だと評する。そのため、テンポはその部分ごとに大幅に変えているのに、そうと感じさせない所にシルヴェストリの巨匠たる所以がある。なお、旧録はさらに激しい。モノ/ステレオ共にフランス・ディスク大賞に輝いている。ステレオは特に音質も良く、いつかは持ちたい「新世界」のトップであり続けるだろう。ステレオは高額であるのもやむを得ない。ステレオの再版はASDF 130058→CVPM 130058→2C 045-10605→TRI 33122と豊富で何らかの形で聴くことは可能。初出ステレオ盤のASDF 151は近年流石に10万円まではしないがそれでもかなりの高額盤である。ASDF 130058は1962年頃製造のステレオ第2版で音質も十分良いステレオ・オーディオファイルプレス!

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