作品名：ラヴェル:管弦楽曲全集-新・4/クープランの墓(管弦楽版全6曲), 古風なメヌエット(管弦楽版) | 組曲「鏡」(全5曲)～第4曲 道化師の朝の歌(管弦楽版), 同～第3曲 洋上の小舟(管弦楽版), 亡き王女のためのパヴァーヌ(管弦楽版)

レーベルタイプ：【フランスでのステレオ再版】---赤白SCニッパー段なし小STEREO (-Ce disque peut être utilisé avec un lecteur MONO), スタンパー/マトリクス:YLX 1113 21E/YLX 1114 21D, 1969年頃製造分Pathéプレス

ジャケット：【フランスでのステレオ再版】---折返表コートペラ, 裏タグ付き, ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし, ジュベール工房デザイン

トピックス：1962年9/10月パリ・サル・ワグラムでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1963年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Parisによりコピーライト登録・同年 FCX 947/SAXF 947→1965年頃CCA 947→1968年頃CVB 947(白SCニッパー中ステ)→1969年頃CVB 947(赤白SCニッパー小ステ)・当アイテム→1970年頃CVB 947(カラー切手ニッパー)→1972年頃2C 065-12134(カラー切手ニッパー・三方開赤枠ジャケット)→1976年頃2C 181-53450-1(2枚組赤EMIニッパー)と変遷する, CVA/CVCは存在しないと思われる, 全て同一カップリングなので音質差は大きく無い, 英国では1963年英Columbia:33CX 1835/SAX 2479で初リリース, 全4枚にVol.1-4でラヴェル:管弦楽曲全集の2回目モノラル/ステレオ録音がリリースされた, 全ての曲(一部を除く)に国立フランス放送o.との旧モノラル録音が存在する, これは1969年頃製造の盤が同じ頃製造のジャケットに入るケース, ステレオ・オリジナルの価格を考えると当盤も十分に検討の余地あり, CVB 947でも赤白SCニッパー中stereo段なしと小stereo段なしとカラー切手ニッパーの3種が存在する, Vol.4のみSAXF 2**が存在せず(Vol.1-3はある), 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細：クリュイタンスのラヴェル管弦楽曲集は、何種かあり変遷は複雑。ラヴェルの横顔写真・ジャケのFCX 706-8は、全て旧モノラル録音で初回シリーズ。イラスト・ジャケのFCX 900番台(4枚)以降は、パリ音楽院o.とのモノラル/ステレオ録音。ほぼ全曲漏れなく収録。特にステレオが人気で初出番号のSAXFは超高額になってしまった。それもそのはず、クリュイタンスのラヴェルはモノラル/ステレオどちらで聴いても最高の音楽的高揚感を得られる。モノラルも大変なクオリティで、この傑作を味わうに充分すぎる。ステレオでしかも安価でご希望の方には再版があるが1960年代後期プレスのCVB番号はお薦め。同じシリーズでバラ全4枚揃う上にかなり安価である。音質も充分に良い。通常のオーディオ装置ならCDなどとは比較にならないリアルでクオリティの高い演奏と音質が楽しめる。更に上の音質を求めると価格に0がもう一つ付くことになる。これで満足いかない場合はオーディオ装置のチェックをお勧めする。それだけ1960年代までのフランス盤の音質は優れている。なお音質とは別に資産としての価値を望む場合は時間とお金をタップリかける必要がある。ステレオ・オリジナル盤のSAXF 947(200番台は存在しない)はかなりの高額盤となる。英国盤では当曲もシリーズ-4である。英国ステレオは SAX 2479(B/Sレーベル)でリリース、こちらは更に高額なLPとなる。CVB--では数種のタイプがあるがカラー切手レーベルまでなら高音質で然も安価で楽しめる。4枚のうち1枚だけ選ぶとすればVol.4が適切だろう。

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