商品コード:1373-035t[MELODIYA] グルジア国立Qt. / ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第2番Op. 68
商品コード: 1373-035t
商品詳細:当社初入荷となる珍しいMELODIYA盤。曲はショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第2番。演奏は初入荷となるグルジア(ジョージア)国立Qt.。この団体は実は歴史の長い団体である。1940年年代から先代のグループが活動を開始し、録音を始めていた。先代のグループのメンバーにはグルジアの作曲家であるツィンツァーゼがチェロを担当していた。1967年以降のメンバーは第1Vn:コンスタンティン・ヴァルデリ、第2Vn:タマズ・バティア・シュビリ、Va:ノーダー・ツバニア、Vc:オタール・チュビニシュビリの4員である。名前からして全員グルジア人だろう。1990年代までこの4人で固定していた。4人ともトビリシ国立音楽院の卒業生である。欧州各地で公演を行い、1980年代からドイツに本拠を持っている。特にグルジア作品の普及に貢献している。ベートーヴェン、ハイドン、シューベルトなどの古典作品のレパートリーも持ち、知る人ぞ知る存在である。幸松氏はその著書の中で--「ソ連・ロシア関連の弦楽四重奏団の中にあって1、2位を争う実力を持ち併せていると言って過言ではない」--と述べている。ショスタコーヴィチ:の弦楽四重奏曲といえばボロディンQt.がなんといっても有名である。グルジア(ジョージア)国立Qt.のショスタコーヴィチはこの1枚だけと思われるが、ボロディンQt.にはない、淡い民族色が高揚する生命力を宿した演奏である。古い録音ではないが、その音楽性は時代を超越した印象であり、正確なリズムを基本とする秀逸な弦が持つ豊かな音を堪能できる目覚ましいローカル団体である。この音楽の辺境で育まれた純粋な哲学が染み込んだ団体である。録音は非常に少ないだけに、この道を追及してやまないシニアの方にこそ聴いていただきたい新鮮な演奏である。
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