商品コード:1373-046[DGG] A.フォルデシュ(pf) / バルトーク・Pf曲集Vol.1~3(4枚完結の内の3枚)
商品コード: 1373-046
商品詳細:アンドール・フォルデシュ(1913- 1992)はブダペストの生まれ。ベーラ・バルトークから直接の教えを受けたピアニストである。第二次世界大戦の影響でノルウェーやスウェーデンを経由して米国に亡命し、1948年に米国市民権を獲得した。当時のPOLYDORレーベルの専属となり、1940年代後期からSP録音を行っている。フォルデシュは米国に祖国ハンガリーの作品を広める役目を自覚し、多くの米国初録音を行っている。バルトークのPf協奏曲2番は1948年という早い時期のSP録音でVOXがまだPolydorだった頃の1940年頃からPolydorまた米COLUMBIAにSP録音を残している。DGGには1953年に移籍した。それ以前はVOXに籍があり、ここに数枚の協奏曲録音がある。VOXより比較的自由度のあったDGGでフォルデシュは兼ねてより計画していたバルトーク:ピアノ作品集を4枚のLPに録音する許可をとると、18 270 LPM~連番で4枚分のLPを1956年に発売し、その4枚箱入りのセットも1958年頃発売している。フォルデシュは1960年代に入り黄色の背景のジャケットで更に別の曲をLP2枚に分けて再リリースした(同一音源ではないかと思われる)。その後半の2枚は時折見かけることはあると思われる。しかし1957年頃リリースの最初の4枚のモノラル録音分は簡単には揃わない希少盤である。フォルデシュがDGGでまず最初にやりたかった仕事がこの「バルトーク・Pf曲集、Vol.1-4」であった。VOX時代では米国で多くの録音を出していたが、最大の使命であるバルトークは協奏曲を2曲出しただけで終わってしまった。このDGG録音こそフォルデシュの本懐であり、フォルデシュにしかできない録音であった。バルトーク本人ができなかった使命を果たした録音であった。 1945年ニューヨークで亡くなったバルトークの意思を受け継いだ演奏である。正に本物!
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