商品コード:1373-050n[DGG] S.リヒテル(pf) / 1961年ロンドン公演ライヴ/ハイドン, プロコフィエフ, ショパン, ドビュッシー
商品コード: 1373-050n
商品詳細:リヒテルがDGGに残した3枚のソロ・リサイタルの中の一つ、1962年の発売。1961年ロンドン公演ライヴ。A面にハイドン、ショパン、ドビュッシー、B面全て使ってプロコフィエフが入る。リヒテルは一応モスクワ音楽院でネイガウスに師事するが、既に独学で完成したピアニストであり、ネイガウスは何も教える事はなかったと語っている。1954年DGG社がワルシャワに乗り込んで録ったラフマニノフのPf協で一世を風靡した。ある意味今世紀を代表する大ピアニストであった。スヴャトスラフ・リヒテル(1915 - 1997)はドイツ人を父にウクライナで生まれたピアニスト。その卓越した演奏技術から20世紀最高のピアニストの一人と称された。1937年、22歳でモスクワ音楽院に入学し、ウクライナ生まれのドイツ系ピアノ教師ゲンリフ・ネイガウスらに師事した。しかしリヒテルはモスクワ音楽院に入学した時点で既に完成されたピアニストだったといわれ、ネイガウスは「何も教えることはなかった」という言葉を残している。1950年に初めて東欧で公演も行うようになり、一部の録音や評価は西側諸国でも認識されていた。しかし、冷戦で対立していた西側諸国への演奏旅行はなかなか当局から許可が下りなかった。その為、西側諸国ではその評判が伝わるのみで実像を知ることができず、「幻のピアニスト」とも称されるようになった。1960年5月にようやく西側での演奏を許可され、同年10月から12月にかけてはアメリカ各地でコンサートを行い、センセーショナルな成功を収めた。これは1961年、アメリカデビュー翌年のロンドン公演のライヴ録音である。リヒテルが自由に西側に主張できるようになり、各社は多くの企画を用意して待ち構えていた。ライヴでその本領を発揮するリヒテルである。たっぷりと間をとり、ダイナミズムが大きい。テーマの歌い方もリヒテル流。
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