商品コード:1371-014n[ETERNA] O.スウィトナー/ モーツァルト:交響曲31番K.297「パリ」, 38番K.504「プラハ」

[ 1371-014n ] Mozart, Otmar Suitner ‎– Sinfonie D-dur KV 297 (Pariser Sinfonie) / Sinfonie D-dur KV 504 (Prager Sinfonie)


通常価格:¥ 5,500 (税込)

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商品コード: 1371-014n

作品名:モーツァルト:交響曲31番K.297「パリ」 | 交響曲38番K.504「プラハ」
演奏者:O.スウィトナー指揮ドレスデンsk.
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:826 041
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのオリジナル・タイプ】---黒/銀, グルーヴガード厚手, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:826 041-1C/826 041-2C, 補助マトリクス:A72 W NT/A72 W NT, 1972年頃製造分
ジャケット:【旧東ドイツでの第2版】---両面紙ペラ, ジャケ裏年号:Ag 511/01/72
トピックス:31番:1968年4月29-30日/38番:1968年5月19-20日ドレスデン・ルカ教会スタジオでのステレオ録音, 録音技師:Claus Struben, プロデューサー:Reimar Bluth, 1970年VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDRによりコピーライト登録・同年ETERNA:826 041(黒/銀レーベル・マトリクスがL9 W0/A0 G0・ジャケ裏70の長ステレオ・ジャケット入りで初リリース, これは1972年製造の盤が1972年製造の旧デザインジャケットに入るケースでオリジナルタイプ盤が第2版ジャケットに入る初期盤, 初出から2年後のものだがED前の旧タイプ, 1973年にモーツァルトEDに採用され31番は826 682(+30番K.202)・38番は1974年826 465(+41番K.551)にカップリング変更・番号変更された, 互いのカップリング相手の30番と41番は旧番号存在せずEDのみ存在, EDで集めると826 041のこの2曲はダブることになるが音質を考えるとEDは826 041に及ばない, 初出の長ステレオジャケは一時2万円を超えていた, ED前の2枚しかない後期交響曲の一つ!エディションより前で希少, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:ETERNAレーベルのモーツァルト交響曲録音で真っ先に思い浮かぶのは当然オトマール・スウィトナー(1922- 2010)だろう。意外にもスウィトナーはオーストリアのチロル州インスブルック生まれで東独人ではない。地元の音楽大学でクレメンス・クラウスに師事する。1941年から、やはり地元インスブルックの歌劇場で副指揮者を務め、第二次世界大戦後はカイザースラウテルンの音楽総監督を皮切りに、初めは西ドイツ各地の歌劇場で活躍する。1960年にドレスデン国立歌劇場(現・ザクセン州立歌劇場)の、1964年からはベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任。その頃から東ドイツに活動の軸足を移し、この国の二大国立歌劇場でオペラとコンサートの両面で活躍する。つまりシュターツカペレ・ドレスデン(1960-1964)とシュターツカペレ・ベルリン(1964-1990)という東独の3大シュターツカペレのうち、2つを経験したカペルマイスター(宮廷楽長)である。これはウィーンpo.やベルリンpo.の音楽監督と同等の名誉と言える。これまでのカペルマイスターが然程モーツァルト交響曲に対して積極的ではなかった事を踏まえると、スウィトナーがモーツァルト指揮者と思われても不思議ではない。但しカペルマイスターは同市の音楽監督も兼任するので、得意、不得意はないのが常識とされる。しかしETERNAレーベルで最初に主要交響曲録音(13曲)を行った唯一の指揮者である事実は変わらない。1960年6月収録の第29番からスタートし、'68年4月に第31/35番、翌月に第36/38番と続き、少しブランクを空けて'73年の3月から翌年にかけて残りの8曲が収録された。'73年にモーツァルト・エディションがスタートしたことと関係があり、1973年以前に未録音だった8曲が続けて録音され、モーツァルト・エディションの交響曲部門をスウィトナー一人で賄ったことになる。1973年以前の録音は単独でリリースされ、その後カップリングを替えてモーツァルト・エディションで再リリースされた。つまり再版となる。交響曲31/38番の2曲は1968年4/5月録音なので、826 041が初出となる。31番はEDで826 682(+30番)/38番はEDで826 465(+41番)で再リリースされる。全曲を集めるにはモーツァルト・エディションが必ず必要になり、旧番号とダブりが発生するが、たとえダブりが生じてもED前の旧番号の音質は経済には代え難いものがあることはETERNAファンはご承知だろう。当826 041はEDに対する旧番号であり、スウィトナーのモーツァルト交響曲を語る上で欠かせない番号である。一度この演奏を聴いてしまうと他も全て聴いてみたくなるのは当然だろう。数ある演奏の中でも躍動感溢れ、自然体であり、流れるような進行は究極の演奏であるといっても過言ではないろう。

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