商品コード:1371-017n[ETERNA] A.シュミット(pf)/ モーツァルト:Pf協奏曲24番K.491, 22番K.482
商品コード: 1371-017n
商品詳細:ETERNAの美形女性Vn奏者A.シュミットは、マズアと全曲録音を完成したが、全曲録音の初期1970-1971年の6曲・3枚だけがモーツァルト・エディションの前に黒厚手ETERNAレーベルとして単発された。同一デザインの色違い文字ジャケット3枚。さすがに'70年前後の黒厚盤の音は良く、Editionの音に勝る。3枚とも技師シュトリューベンによる名録音。今回は3枚の中の一枚。全集ではなくとも音の良いものだけ欲しいという方にはぴったり。また2曲だけスウィトナーとの旧録音もある。ソロのアンネローゼ・シュミットは1936年ドイツ、ルターシュタット・ヴィッテンベルク出身。ベルリンとライプツィヒの丁度間くらいの旧東独である。1955年ライプツィヒ音楽院を卒業、1956年国際ロベルト・シューマンコンクールで優勝。ETERNAに多くの録音を残し、特にモーツァルト:Pf協奏曲のほぼ全集(17曲)を一人で録音した唯一のピアニストである。またシューマン・エディションでは多くのソロ録音を担当した。1987年、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン教授及びピアノ学科学部長に就任、2000年からはショパン国際ピアノ・コンクール評議員を務める。日本へは1973年から数回訪れている。その為か日本ではとりわけ人気が高い。1977年の来日では東京文化会館で読売日本交響楽団定期演奏としてブラームスのピアノ協奏曲第2番をグシュルヴァウアー指揮で行ったらしい。奇妙な取り合わせだがどんな状況にも対応できるのがプロである。シュミットの音楽は彼女の外見の通り健康で清潔な印象を受ける。女性らしい色気はあまりないが、男性ピアニストにはないクリアーで優しいニュアンスが隠れている。人間は特に訓練しなくとも、そういう言葉で表しにくい雰囲気をしっかり感じ取ることができる。シュミットの魅力はそこなのだろう。尚1973年頃から発売されたモーツァルトEDでは録音年に関係しない、番号の近い曲同士のカップリングになり、最初の3枚とは異なるカップリングとなる為、全集化を狙う方は11枚のモーツァルトEDが必ず必要となる。その際、旧番号の3枚はカップリング違いで、モーツァルトEDとダブることになる。従って6曲・3枚とED発売分をダブりなく揃えることは出来ない。ダブりは覚悟の上で、より音質の良いプレスを増強するということでお願いしたい。全曲揃える予定のない方で高音質3枚あレば良いとお考えの方にはこの3枚だけの収集をお勧めする。音質は相当に異なるのでダブっても良いという方、興味のある方には聴き比べ用として面白いポジションのLPとなるだろう。ETERNAの年代による音質の変化を知ることの出来るサンプル的なLPとなる!3枚の詳細はトピックス欄を参照!
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