商品コード:1371-039[VOX] I.ギトリス(vn)/ ストラヴィンスキー:作品集/Vn協奏曲, Vn・Pfのための協奏的二重奏曲, カルタ遊び

[ 1371-039 ] Stravinsky, Ivry Gitlis, Concerts Colonne Orchestra, Harold Byrns, Charlotte Zelka


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商品コード: 1371-039

作品名:ストラヴィンスキー:作品集/Vn協奏曲 ニ長調, Vn・Pfのための協奏的二重奏曲--1.Cantilena--2.Eglogue I--3.Eglogue Ⅱ-- | --4. Gigue--5.Dithyramb, バレエ音楽「カルタ遊び」
演奏者:I.ギトリス(vn)H.バーンズ指揮コンセール・コロンヌo--(Vn協奏曲)., H.ホルライザー指揮バンベルクso.---(カルタ遊び), C.ゼルカ(pf)--(デュオ・コンチェルタント)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:VOX
レコード番号:PL 9410
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---黒/銀外溝, フラット重量, スタンパー/マトリクス:1C/1B, 1956年頃製造分DECCAプレス(最古), 金文字レーベル存在せず
ジャケット:【英国でのオリジナル】---折返両面コートペラ, 2時に〇 VOX, ⓅなしⒸ1956, ジャケ裏年号:なし
トピックス:1955年頃のモノラル録音, 録音場所はVn協奏曲:パリ, カルタ遊び:ドイツ・バンベルク, デュオ・コンチェルタント:不明, 米国では1956年頃Vox Productions, Incによりコピーライト登録・同年VOX:PL 9410(艶消黒/銀中溝レーベル・厚手盤・厚紙ペラジャケット入り)にて初リリース, 英国では1956年頃英VOX:PL 9410(当装丁)にて初リリース, フランスでは1957年頃仏VOX:SV 9410(クリーム/濃緑内溝レーベル)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル,

商品詳細:イヴリー・ギトリス(1922 - 2020)はロシア系ユダヤ人の両親の下に、イスラエル・ハイファで生まれたイスラエルのヴァイオリニスト。イヴリーとはヘブライ語でヘブライを意味する。パリ音楽院に留学した後、カール・フレッシュ、ジョルジュ・エネスクとジャック・ティボーに師事。1968年にジョン・レノンの「ザ・ダーティー・マック」プロジェクトに参加、1971年にはブルーノ・マデルナより≪イヴリーのための小品 Piece for Ivry≫を献呈される。1988年よりユネスコ親善大使に着任し、「平和教育と文化と寛容の支持者」となる旨を述べた。ギトリスは親日家としても知られており、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による東日本大震災には大変心を痛めていた。来日が多いヴァイオリニストだった。1953年頃からVOXに多くの録音を残したが、1960年代中期からPHILIPSに移籍し、看板ヴァイオリニストとなる。2020年98歳でパリにて没。ギトリスの特徴は多様に使い分けられるヴィブラートで、やや前時代的なスタイルを持っている。時折ポルタメントも使い、トレモロ、ピチカート、フィンガリングなど巧みに組み合わせ無限の表情を持った技巧派奏者である。音色も甘口、辛口と自在に使い分ける超腕利きである。ギトリス本人は「演奏は聴衆との対話である」として、いかなる状況でも即興で対応できる柔軟性を持っていた。ギトリスは技巧的作品も得意としており、特に鋭いテンペラメントが近代作品ではより効果を発揮する。パガニーニなどを得意とするギトリスにとってストラヴィンスキーのVn協奏曲は嵌り曲ではないだろうか。曲芸的とも言える曲想に対し、遺憾なくその特徴を増幅して表現できる数少ないヴァイオリン奏者である。ストラヴィンスキーのVn協奏曲はギトリス盤があれば他はいらないと思えるほど曲にぴったりの演奏に感じる。A面とB面にまたがる「Vn・Pfのための協奏的二重奏曲」は、ヴァイオリンとピアノのための楽曲。オケは入らない室内楽である。ここではギトリスのVnとシャルロッテ・ゼルカのピアノだけで演奏される。ストラヴィンスキーはこの曲を作曲したのちの自作の『パストラール』、『火の鳥』より「スケルツォ」(火の鳥の踊り)と「子守唄」、『ペトルーシュカ』より「ロシアの歌」、『夜鳴きうぐいす』より「中国の行進曲」と「うぐいすの歌」、『マヴラ』より「パラシャのアリア」)をヴァイオリンとピアノのために編曲している。B面のバレエ音楽「カルタ遊び」は英訳では『カード・ゲーム』とされ、「3回勝負のバレエ」というサブタイトルが付けられた曲。アメリカン・バレエ団の支配人フェリックス・ウォーバーグからの依頼作品。1937年4月27日、作曲者の指揮とジョージ・バランシンの振り付けによるアメリカン・バレエ団によってニューヨークのメトロポリタン歌劇場で初演された。ヴァイオリンのソロはない。それぞれ4~5曲の3部からなり、第1ラウンド~第3ラウンドとされている。Vn協奏曲は特に印象的である。

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