作品名：グルック:Fl協奏曲 ト長調, ペルゴレージ:Fl協奏曲ト長調 | ボッケリーニ:Fl協奏曲ニ長調

レーベルタイプ：【フランスでのオリジナル】---クリーム/濃緑内溝, 12時にPathé-VOX, 6時にUltra High Fidelity, フラット重量, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:PL 9440 AE/PL 9440 B, 1955年頃製造分Pathéプレス(最古)

ジャケット：【フランスでのオリジナル】---折返両面紙ペラ, 7時に〇Pathé-VOX, ⓅなしⒸ1955

トピックス：1955年又はそれ以前のウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 編集/カッティングマスター:Rudolph Van Gelder, 米国では1955年Vox Productions, Incによりコピーライト登録・同年VOX:PL 9440(未入荷の為詳細不明)で初リリース, フランスでは1955年当クリーム/濃緑竪琴内溝フラットレーベル・紙ペラジャケット入りで初リリースと思われる, 仏プレスはPathéプレスなので非常に音質が良い, 英VOXから出ているか不明, オケ・ウィーン・プロ・ムジカo.は覆面オーケストラで実態はウィーンso., 聴いてみれば笑顔がこぼれる素晴らしい内容と音質, 大推薦, 仏プレスにRVGの刻印があるヴァン・ゲルダー(Rudolph Van Gelder)によるマスタリング, モノラル・オーディオファイル, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細：ワナウゼクと言えばスワロフスキーとのモーツァルト:Fl協(PL 8130)、Fl・Hp協(PL 8550)が名盤として知られる。これは珍しいバロックFl協奏曲集。1955年の発売。モーツァルト以上の躍動感と生命力に溢れたワナウゼクのソロが聴ける。彼は1906年ウィーン生まれ。1934年から引退する1971年までウィーンso.のFl奏者を務め、ウィーン音楽院の教授に。ウィーンのVnがボスコフスキーとすれば、Flはワナウゼク。天衣無縫、自由闊達、華やかな音色は誰にも真似出来ない。 カミロ・ワナウゼク(1906-1999)はオーストリア生まれのフルート奏者で、1934年から1971年に引退するまでウィーン交響楽団(ウィーンso.)で首席フルート奏者を務めた。VOXのモノラル期の主要録音には殆ど参加している。1953年にスワロフスキー指揮ウィーン・プロ・ムジカo.(ウィーンso.)共演のモーツァルトの協奏曲は特に名演で知られる。カラヤンが初めてのベルリン・フィルとの来日公演(1957年)の際、わざわざ帯同させたフルート奏者である。実際木製の楽器を使っている様で本当に木質系の音がする。フランス系ギャラントの代表格、ランパルとは対照的な奏者である。とにかくこの渋い音に実際現役のフルート演奏者で惚れ込む人が多いと聞く。このLPはなかなか珍しい協奏曲集である。タップリとワナウゼクのソロを楽しめるLP!状態の良い盤はなかなか無い。

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