商品コード:1371-050[Pathé-VOX] M.d.ラ・ブリュショルリ(pf)/ チャイコフスキー:Pf協奏曲1番

[ 1371-050 ] Tchaikovsky, Monique de la Bruchollerie, Vienna State Philharmonia, Rudolf Moralt


通常価格:¥ 7,700 (税込)

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商品コード: 1371-050

作品名:チャイコフスキー:Pf協奏曲1番Op.23/--第1楽章 Allegro Non Troppo E Molto Maestoso; Allegro Con Spirito-- | --第2楽章 Andante Simplice Prestissimo; Tempo I --第3楽章 Allegro Con Fuoco
演奏者:M.d.ラ・ブリュショルリ(pf)R.モラルト指揮ウィーン・プロ・ムジカso.(ウィーンso.)
プレス国:フランス, France
レーベル:Pathé-VOX
レコード番号:PL 7720
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 軽度な難
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面12時に微かに32回出る軽スレ→6
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---濃緑/銀内溝, 12時にPathé-VOX, 3時にMade in France, フラット重量, スタンパー/マトリクス:21B/21B(XTVの米COLUMBIAマスター) , 1953年頃の製造分Pathéプレス(最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返両面紙ペラ, 10時に〇Pathé-VOX, ⓅⒸなし
トピックス:1952年ウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1952年Vox Productions, Incによりコピーライト登録・同年米VOX:PL 7720にて初リリース, フランスでは1953~54年頃Pathé-VOX:PL 7720(濃緑/銀内溝F)で初リリース(過去に1度入荷のみ), 英国盤の入荷はない, ブラームス2番と並ぶブリュショルリのLP最初期録音, チャイコフスキー1番は1946年5月7日ヨーゼフ・デュンヴァルト(指揮)ヴュルテンベルク国立管弦楽団との放送用モノラル録音が存在・それをカウントすれば2回目の録音となる, 当録音はドイツでは1950年代後期にPanthéon:XP 2120で初リリース, 米国ではAn Evening Concert:番号なし・年代不明でサードドパーティでもリリースされている, これは1953年頃製造の初年度リリース分オリジナル, 米国盤のオケの表記はVienna State Philharmoniaとあるが誤植でウィーン・プロ・ムジカso.すなわちウィーンso.のことである・フランス盤は正確に表記, 盤質7以上なら20.000円越えの高額盤!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:日本でも人気の女性ピアニスト、モニク・ド・ラ・ブリュショルリ(1915- 1972)はパリジェンヌ。先祖にはフランソワ=アドリアン・ボイエルデューやアンドレ・メサジェが居る音楽家系である。7歳でパリ音楽院に入学し、両親の親友イシドール・フィリップに師事。1928年に音楽院を首席で卒業する。その後はパリでアルフレッド・コルトーに、ウィーンでエミール・フォン・ザウアーに、ベルリンでラウル・コチャルスキに入門。1932年にシャルル・ミュンシュの指揮で協奏曲を演奏して、ピアニストとしての突破口を開く。1936年から1938年まで数々のコンクールで成功を収めており、1937年にはワルシャワのショパン国際コンクールに入選した。1930年代後半から精力的に活躍、フランス以外でも大変な人気を誇った。1966年12月にルーマニアで自動車事故により左手の機能を失い、51歳で演奏活動から引退を余儀なくされた。晩年は教育活動に献身し、ジャン=マルク・サヴェリ、シプリアン・カツァリスらを育成した。ブリュショルリの黄金期は1943年からのSP録音に始まる。これは1952年ウィーンでのモノラル録音。過去にフランスと米国盤が1回ずつ入荷しただけの希少盤。EURODISCの再版が通常入手可能なLPだった。VOXはヴァン・ゲルダーにカッティングマスターを依頼するなど音質には拘ったレーベルである。1950年代初頭からリアルでダイナミックな音質で知られる。この録音も凄い音で録音されており、再版などまるで別物。オケの出だしから凄い勢いの音楽が飛び出す。意外に早いテンポでブリュショルリのソロが勢い強く出てくる。モーツァルトの録音より古い為かまだ38歳の若さが溢れる、しかし鋼のような強力なタッッチは意外である。デリカシーよりもパンチのある強い音でオケに対抗する。1950年代後期からみられるゆったりとした音楽はここにはない。殆ど殺気だっかのように足早に展開してゆく第1楽章。勿論緩徐楽章に見られる柔らかな表情は極上の上品さが漂う。チャコフスキーというロマン派作品にもパワーで全く負けていない力量を持ったピアニストだった。尚ジャケットの表記でオケはウィーン国立フィルハーモニーと書いてあるが誤りでウィーン・プロ・ムジカso.すなわちウィーンso.のことである。

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