商品コード:1370-011[DECCA] W.ケンプ(pf)/ モーツァルト:Pf協奏曲9番K.271, Pf協奏曲15番K.450

[ 1370-011 ] Mozart - Wilhelm Kempf


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商品コード: 1370-011

作品名:モーツァルト:Pf協奏曲9番K.271 | Pf協奏曲15番K.450
演奏者:W.ケンプ(pf)K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o.スイス・ロマンドo.管楽メンバー
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2861
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面11時に極小~微かに13回出るスレ
レーベルタイプ:【英国での第2版】---金外溝ツヤ, フラット重量, スタンパー/マトリクス:ARL 2025-2B/ARL 2026-2B , 1956年頃製造分
ジャケット:【英国での第2版】---ラウンド折返表コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:WRR/55.1
トピックス:1953年9月スイス・ジュネーヴ・ヴィクトリアホールでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1954年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年8月DECCA:LXT 2861(金内溝ツヤレーベル・フラット盤・折返両面紙ペラジャケット・裏年号:WRR/54.5)にて初リリース→1955年金外溝ツヤレーベル・フラット盤・ラウンド折返表コートペラジャケット・裏年号:WRR/55.1(当アイテム)→1957年頃銀外溝レーベルに変更→1960年頃銀中溝レーベルに変更---と変遷する, これは1955年製造の第2版盤が1955年1月製造の第2版ジャケットに入るケースで初期盤, ジャケ裏54.5のジャケット入り内溝盤が存在するが滅多にない, これは外溝だが1年遅れの初期盤で状態は良く音質差も小さいと思われる, 盤質7/6のオリジナル盤よりずっと良い, 米国では1954年London Records: LL 998で初リリース, ステレオ存在せず, 大推薦!演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:1953年9月スイスでのモノラル録音で初出は1954年。バッハ・リサイタルと並ぶDECCAモノラル期の名演の一つ。指揮のミュンヒンガーに引っかかる方もおられるとは思うが、この録音では意外なほど滑らか。LXTナンバーらしく、中音域のエネルギーは強い。ケンプのピアノは落ち着いており、よく膨らんだ優しい音色。全てを包み込むような包容力と、慈愛に満ちた大きな存在を感じる。ハスキルとは異なる方向での高次元の演奏。この後1958年からDGG専属に。これをおいて他に無し!ケンプのDECCA時代の傑作録音の一つ!完全なオリジナルで然も状態の良い盤は滅多にない。シュトゥットガルト室内o.がスイスまで出掛けた録音で当時では珍しい。ケンプのモーツァルト協奏曲は、8,9,15,20,22,23,24,27番の録音があるが、この2曲が中でもトップランクの出来ではないだろうか? ミュンヒンガーのカッチリしたオケに巻き込まれることなくロマンチックでありながらこぼれ出る気品は、DGGへ移籍後には二度と蘇らなかった。これはケンプの代表的名盤として間違いのないLPである!後のDGGでの6曲と比較すればケンプ自身のエネルギーは確かに強く、1960年代録音の方がモーツァルトらしさは出ているが、この1953年における両者の勢いと気概は相当なもので、オケの暴走する手前で上手く抑えて纏めたケンプの手腕と感性がこの録音を価値の高いものにしている。ただ落ち着いてしまったモーツァルトは面白味に欠けるからである。多少のスリルが無くては名盤は誕生しない気がする。

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