商品コード:1370-028[DECCA] K.リヒター(org)指揮/ ヘンデル:Org協奏曲集(全12曲)/Op.4, Op.7

[ 1370-028 ] Haendel - Karl Richter Et L'Orchestre De Chambre Karl Richter


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商品コード: 1370-028

作品名:ヘンデル:Org協奏曲Op.4(6曲)+Org協奏曲Op.7(6曲)/Vol.1:Org協奏曲OP.4~第1番 ト短調 HWV 289--同~第2番 変ロ長調 HWV 290-- --同~第3番 ト短調 HWV 291--第4番 ヘ長調 HWV 292-- /Vol.2:Org協奏曲OP.4~第5番 ヘ長調 HWV 293--第6番 変ロ長調 HWV 294-- --Org協奏曲OP.7~第1番(第7番)変ロ長調 HWV 306--第2番(第8番)イ長調 HWV 307-- /Vol.3:Org協奏曲OP.7~第3番(第9番)変ロ長調 HWV 308--第4番(第10番)ニ短調 HWV 309-- --第5番(第11番)ト短調 HWV 310--第6番(第12番)変ロ長調 HWV 311
演奏者:K.リヒター(org)指揮カール・リヒター室内o. F.ソンライトナー(vn)F.キスカルト(vc)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 2115~
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, バラ3枚セット, 3 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:Vol.1のA面5時/Vol.3のA面1時/B面11時に微か~極小で数回出る凸, Vol.2のA面6時に微かに数回出るスレ→7
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル・タイプ(Vol.1)/オリジナル(Vol.2/3)】---大デッカ溝ED1(中期)×3, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:STE-015033-1E/STE-015034-1E ---以降省略, 3枚とも1960年頃製造分(Vol.1には1959年分あり)
ジャケット:【英国でのステレオ・第3版(Vol.1)/オリジナル(Vol.2/3)】---表コートペラ×1(Vol.1), ラウンド折返表コートペラ・ホタテ貝×1(Vol.2), 折返表コートペラ×1(Vol.3), ジャケ裏年号:なし/なし/6.60, ⓅⒸなし, Vol.1のみ第3版
トピックス:【英国盤バラ3枚揃いは希少!】---1958年5月13日~7月30日ドイツ・ミュンヘン・ マックスヴォルシュタット・聖マルクス教会(St. Mark's Church, Munich)にてモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Martin Fouqué, プロデューサー:Gerhard Pätzig, 編集/カッティングマスター:Stanley Goodall, 英国では1959年 The Decca Record Company Limited. London によりコピーライト登録・同年Vol.1がDECCA:LXT 5578/SXL 2115(ED1(前期)レーベル・B.B.B.ラウンド折返表コートペラ・ホタテ貝・ジャケット裏年号59)にて初リリース, Vol.2が1960年DECCA:LXT 5579/SXL 2187(ED1(中期)レーベル・.ラウンド折返表コートペラ・ホタテ貝裏年号60)にて初リリース, Vol.3が1960年DECCA:LXT 5580/SXL 2201(ED1(中期)レーベル・.ラウンド折返表コートペラ・ホタテ貝裏年号60)にて初リリース, 今回3枚とも1960年頃製造のED1レーベルなのでVol.1のみ1年遅れのプレスとなる・Vol.2/3は初年度分, ドイツではVol.1:LXT 2016/SXL 20001, Vol.2:LXT 2017/SXL 20002, Vol.3:LXT 2018/SXL 20003にて初リリース, フランスでは1962年英国と同一番号にて初リリースされた, 英国盤バラ3枚揃いは希少!, ヘンデル:Org協奏曲の代表的録音で音質も良い, カール・リヒター室内o.とミュンヘン・バッハo.は同一と思われる, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:これらのOrg協奏曲録音は1958年ミュンヘン・聖マルクス教会で録音された。Op.4の6曲とOp.7の6曲合わせて12曲をLP3枚に収めた録音。何故かARCHIVではなくDECCAに録音している。確かにリヒターはDECCAにも録音があるがそれは英国DECCAではなくドイツDECCAである。マトリクスからみてわかるようにTELEFUNKENにてマスターが制作されていてTELDEC録音・制作であったことがわかる。英国DECCAはTELEFUNKENマスターを使ってのライセンス製造であり、録音には関与していない。録音技師やプロデューサーもTELEFUNKENに籍のある人物であり、英国では大々的に売り出した割には只のライセンス製造であったことが解かった。1958年という時期を見るとリヒターは1958年6月から8月にヘラクレスザールで「マタイ受難曲」の録音をしている。この録音はその1か月前に同じミュンヘン市内のマックスヴォルシュタットにある聖マルクス教会で録音された。これをどう見るか? 筆者はこう見る--初の大作の録音を控えたリヒターは準備運動を兼ねて、しばらく弾けなくなるオルガンを肩慣らしを兼ねて、同じ街にある大オルガンが珍座した聖マルクス教会で挑んだ--。これが考えられる一つだろう。マタイ受難曲の録音予定であるヘラクレスザールにはオルガンがないので妥当な録音場所である。オケはカール・リヒター室内o.とあるが、これは契約上の関係の名称で、実態は間違いなくミュンヘン・バッハo.とみて間違いないだろう。12曲の協奏曲をやっつけて、あったまった体で「マタイ受難曲」の録音に挑んだのではないだろうか? リヒターにとって12曲の協奏曲録音は朝飯前に近い仕事だったに違いない。今の環境でみると時代考証がなっていない録音ではあるが、「マタイ受難曲」に比べれば小さな編成である。ミュンヘン・バッハo.にとっても良い準備体操になったに違いない。こうして今もってヘンデル:Org協奏曲の定番録音となったリヒターのDECCA録音が出来上がったというのが真相ではないだろか?

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