商品コード:1370-047[DECCA] S.ヴァルヴィーゾ/ プロコフィエフ:バレエ音楽「石の花」(ハイライト)
商品コード: 1370-047
商品詳細:オペラ指揮者シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ(1924-2006)はスイス・チューリッヒ生まれの指揮者。チューリヒ音楽院でピアノ、ヴァイオリン、クラリネット、トランペット、そして打楽器を学んだあとに、ウィーンでクレメンス・クラウスに師事し、スイス東部の都市ザンクトガレンの歌劇場でデビューした後はバーゼル市立劇場で指揮者を務める。1950年から1962年にかけてバーゼル市立劇場、1959年から1961年にかけてサンフランシスコ・オペラで米国デビューした。ブリテンの『真夏の夜の夢』アメリカ初演の大任を果たした。さらに1962年には、グラインドボーン音楽祭、コヴェント・ガーデン王立歌劇場に招かれるなど、順調にキャリアを重ねた。1965年から71年まではストックホルム王立歌劇場の音楽監督、1972年にはシュトゥットガルト国立歌劇場の音楽総監督に就任、1980~1986年までパリ・オペラ座の音楽監督となっている。ヴァルヴィーゾはバイロイト音楽祭にスイス人として初めて指揮者として迎えられ、1969年と1970年は「さまよえるオランダ人」、1971年と1972年は「ローエングリン」、1973年と1974年は「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を指揮している。ウィーン国立歌劇場にも常連として多く客演した。ドレスデン・シュターツカペレとの録音もある。当時はオペラ指揮者で名声を上げたが何でもこなせる器用な指揮者である。この録音当時ヴァルヴィーゾの名声はそこまでなかったが、ウィーンpo.を振った録音は通目を集めた。そんなヴァルヴィーゾも2006年に82歳で亡くなった。「石の花」は、バレエ音楽として1949年の最後の作品。プロローグと全4幕からなる大作。P.バジョーフのウクライナの物語による。オケはアンセルメが超一流に育て上げたスイス・ロマンドo.。誰が振ろうとも、高水準の演奏は保証されている。この曲は彼の死後、同年1953年にモスクワにてボリショイ・バレエ団により初演された。前衛的スタイルからロシア・モダニズムへの回帰が見られる作品。聴く機会は少ないが、SXLにふさわしい作品と演奏だ。全曲盤は存在しないと思われる。「石の花の物語」と呼ばれることもある。アンセルメはプロコフィエフ録音が少ないのでアンセルメが振ったと同じくらい価値ある録音のSXLサウンド! 尚LPでの全曲録音はこれまでにG.ロジェストヴェンスキー指揮ボリショイ劇場o.のMELODIYA録音以外にないと思われる。
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